今回初めて出展したゼネラル・ミルズ傘下のスターブランドであるハーゲンダッツは、今年の冬メニューに錦鯉、干支の福虎、幸せを運ぶとされる四つ葉のクローバーなどのクリエイティブ要素を取り入れ、5大中心メニューを打ち出した。その1つの四つ葉チョコレートアイスケーキが輸入博に登場した。輸入博の公式会場である国家エキシビションセンターの屋根にある四つ葉型の造形物にヒントを得たもので、大自然の「幸福のクローバー」をモチーフとし、濃厚な香り高いベルギーチョコレートのアイスクリームに甘酸っぱい味わいのローズ・ライチ・ラズベリー風味のアイスを加えている。輸入博の開幕と同時にオフラインとオンラインで発売され、今年の冬シーズンいっぱい販売するという。

中国モチーフを最もうまく活用したのは、やはり世界最大のアロマ・エッセンシャルオイルメーカーのドテラだろう。輸入博で世界初公開した中国モチーフのエッセンシャルオイル「飛天瑰麗」は、同社が中国国内で芳香植物資源を探し求める過程でインスピレーションを得たという。開発の過程で、敦煌研究院とも踏み込んだ協力を展開し、中国敦煌石窟保護研究基金会を通じて、文化財保護の機能を備えた展示施設を寄贈し、莫高窟第335窟と第338窟の保護に役立っているという。

中国にヒントを得たドテラのエッセンシャルオイル製品は、「飛天瑰麗」が加わって14種類になった。そのラインナップには、古木フウの木、伝統の名花キンモクセイ、中国に自生するバラ「苦水バラ」などのエッセンシャルオイルがある。ドテラ中国法人のオーウェン・メシック社長は、「ドテラは4年続けて輸入博に出展している。その間、パッと見て最もよく分かる変化はブースが拡大したことだ。その裏側には、ドテラが中国で勢いよく発展したことが反映されていると同時に、輸入博という『磁場』が各方面のパワーを結集し、当社のような海外の中規模企業の発展交流に絶好のチャンスを提供し、また当社の中国における商品開発、イノベーション、製造、サービス、人材育成、持続可能な発展にとって強く大きな自信とあふれる原動力となっていることも反映されている」と述べた。（編集KS）

「人民網日本語版」2021年11月9日