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世界トップ500社が熱い関心を注ぐ輸入博 中国市場は世界の市場に
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· 2021-11-03 · ソース:北京週報 |
タグ: 輸入博;市場;経済 | 印刷 |
第4回中国国際輸入博覧会の技術設備展示エリアで展示ブースを組み立てるスタッフたち(写真=新華社提供)
間もなく開催される第4回中国国際輸入博覧会(輸入博)では、世界トップ500社と各業界のリーディングカンパニーの出展リピート率が80%を超え、出展企業数は前回を上回った。そのうち、医療展示エリアには世界トップ500社と各業界のリーディングカンパニーが70社余り、サービス貿易展示エリアには50社近くが出展し、同様の企業が自動車展示エリアに占める割合は6割を超えている。
ゼネラルモーターズ(GM)上級副社長兼GM中国社長のジュリアン・ブリセット氏は、「輸入博は企業にハイレベルで開放的なプラットフォームを提供し、過去数回の輸入博の出展でわれわれの製品は非常にポジティブなフィードバックを得ることができ、それらは当社の戦略と事業計画において重要な指針上の意義を持っている」と語る。
多国籍食品企業のダノンは4年連続で輸入博に出展している。ダノンの李健上級副社長は、「輸入博効果により、ダノンは累計30以上の新製品を中国市場に導入した。また、われわれは最新の先進的栄養摂取法とデジタルヘルスケアサービスをより精確かつ迅速に中国の消費者へ提供できている。そのほか、輸入博で得られた市場分析も、中国の産業チェーンにおけるダノンの優位的位置付けを絶えず強めている」と述べる。
コンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース(PwC)も4年連続で輸入博に出展している。PwC中国マーケット担当パートナーである梁偉堅氏は、「今年は中国の世界貿易機関(WTO)加盟20周年に当たり、PwCは世界をリードするプロフェッショナルサービスファームとして、中国の多方面にわたる開放政策に発展のチャンスを見出してきた。サービス貿易の主体として、われわれは中国国内外の企業にそれぞれ特化したソリューションを提供し、中国企業の海外進出に貢献するとともに、国際的なリソースが中国によりしっかりと根付くよう支援する」と述べる。
では、世界トップ500社と各業界のリーディングカンパニーはなぜこれほど輸入博を重視しているのか。これに対し、中国共産党上海市委員会党校開放戦略研究センターの鄒磊主任は、「新型コロナウイルスの世界的な流行の中、輸入博は予定通りにオフラインで開催される数少ない大規模な国際展示会であり、幅広い分野の多国籍企業が新製品を展示し、新たなパートナーと出会い、新たな市場を開拓するための貴重なプラットフォームおよびチャンネルとなった。一方で、輸入博の背景には急成長を遂げ、無限の可能性を秘めている中国市場がある。世界トップ500社と各業界のリーディングカンパニーは、ますます差別化・多様化が進む中国の消費者のニーズを絶えず充分に満たしてこそ、良い業績を保ち続けることができる。輸入博への継続的な出展は誠意に満ち、実を伴う行動だ」との見方を示す。
「北京週報日本語版」2021年11月3日
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