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デジタル人民元にこんな使い方があったのか!
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· 2021-09-07 · ソース:人民網 |
タグ: デジタル人民元;CIFTIS;経済 | 印刷 |
デジタル人民元は人々の暮らしにどんどん入り込んでいる。中国新聞網が伝えた。
北京市で開催された2021年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)では、デジタル人民元のさまざまな新しい使い方が紹介され、人々の視野が大いに広がった。ここでは、そんな「デジタル人民元にはこういう使い方もあるのか!」と思わされるような例をいくつかご紹介しよう。
杖でもデジタル人民元が使用可能に
もしもデジタル人民元はスマートフォンのアプリケーションでしか使えないと考えているなら、それは大間違いだ。デジタル人民元はスマート杖、腕時計、カギについているストラップなどいろいろな場所に隠れている。
会場に展示された高齢者向けスマート杖はなかなかの優れモノで、デジタル人民元の支払いもできる。なんと、杖の持ち手のところにデジタル人民元のハードウォレットが埋め込まれていて、軽く接触させれば支払いが完了するのだ。
展示されたデジタル人民元ウォレット。(撮影・李金磊)
ウエアラブルなデジタル人民元ウォレット
会場では、ブレスレットタイプやグローブタイプ、腕時計タイプなど、身につけることができるウエアラブルタイプのデジタル人民ウォレットも数多く展示された。
こうしたウエアラブルデバイスにはチップが埋め込まれている。腕時計タイプなら、デジタル人民元機能と健康アプリを搭載して消費と健康管理を一体化し、NFCとブルートゥースの2つの近距離無線通信に対応し、POS端末とやりとりでき、デジタル人民元の取引や流通を実現する。
またグローブタイプは、ウィンタースポーツ時に便利で迅速に決済したいというニーズに対応。スキー場やスケート場で、スポーツをする人も観光に来た人も、このグローブをつけていれば、軽く接触させるだけでデジタル人民元による支払いが完了するようになる。
残高や取引金額などが見えるハードウォレット。(撮影・李金磊)
残高が見えるハードウォレット
高齢者の多くは、カードは残高が分からないから不安だと思うかもしれない。でも大丈夫。残高が見えるハードウォレットがある。
こうした「見えるハードウォレット」は、サイズは銀行カードとほとんど変わらないが、カードに小さな窓枠があり、取引金額や残高が見えるようになっている。高齢者が身につけて持ち歩き、現金と同じように使用することができ、いくら使ったのかもはっきりわかる。
また、「見えるカード式ハードウォレット」には「健康宝(健康状態確認アプリ)」の健康状態チェック機能があり、高齢者には非常に使い勝手がよい。
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