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消費の活力の力強い回復を映し出した清明節連休
張歆  ·   2021-04-06  ·  ソース:北京週報
タグ: 消費;清明節;経済
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清明節連休中、甘粛省蘭州市皋蘭県什川鎮古梨園を散策しながら花見を楽しむ観光客(写真=新華社提供)

まさに春爛漫だ!清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)連休、筆者はほとんど一歩も外に出なかったが、微信(WeChat)のタイムラインで全国の美しい風景を堪能し、各地のグルメを見て楽しんだ。われわれの暮らしが戻ってきたという喜びの中、筆者がより感じたのは、消費市場の活力が今まさに力強く回復しているということだ。

2021年の春節(旧正月、今年は2月12日)、新型コロナウイルス感染症の予防・抑制の必要上、多くの人々が「今いるところで年越し」を選んだ。そのため、週末を含めて合計3日あり、加えて外出に適した気候の清明節連休は、今年に入って「休暇経済」を初めて完全な形で投影したものと言える。

現在、全体的なデータはまだ公表されていないが、鉄道や民間航空、風景区が発表した1日で「前年同期比で大幅増、2019年同期比に迫った」、または多くの重点モニタリング対象である百貨店やスーパーといった業態の企業が「2019年、2020年に比べて成長を実現した」というデータは、いずれも消費市場の回復をかなりの程度表している。

筆者が当データをこのように好意的に捉えているのは、2020年の経済指標から見ると、消費の回復は投資と輸出に比べて相対的に遅いが、当指標は確かに消費、投資、輸出という「トロイカ」の中で、内因性の部分が最も大きいことを示すものであり、新発展構造の構築を加速させる重要な基礎でもあるからだ。

昨年3月、国家発展改革委員会など23の部門が「消費の拡大と質的向上の促進、力強い国内市場の形成の加速に関する実施意見」を共同通達し、市場供給や消費のアップグレードなど6つの面で19の措置を提起しており、その主旨は新型肺炎の影響を軽減し、消費の基礎的効果を発揮させ、力強い国内市場の形成を後押しすることにある。清明節連休の消費市場を見れば、政策の実施効果は明らかだ。例えばここ1年、数億人のユーザーやフォロワーを有するライブコマースの業態は、「オンラインとオフラインの融合など新たな消費モデルの発展を奨励する」という政策の推進力を示した。また、中国の伝統的要素を取り入れた国産品トレンドである「国潮」の商品が人気となったことは、「自主ブランドの構築強化」の成果を実証した。

中国の消費市場が持つ巨大な市場規模という強みは、生産と販売の両面を絶えず質の高いバランスの取れた状態とするための条件を生み出していると筆者は考える。産業チェーン・サプライチェーンの現代化水準を力強く高め、科学技術のイノベーションを後押しし、需要を満たすと同時に新たな需要を導き出してこそ、われわれの暮らしが元通りになるのが早まるだけでなく、経済発展を牽引するという重要な役割を新たな消費により多く担わせることも可能となる。

「北京週報日本語版」2021年4月6日

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