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穀物の国際価格が高騰 中国人の「食卓」への影響は?
  ·   2021-03-26  ·  ソース:人民網
タグ: 穀物;物価;経済
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輸入型インフレが中国の「食卓」に影響?

穀物の国際価格が軒並み上昇すると、多くの国が相次いで「穀物袋の口」をきつく閉めるようになった。このことが中国に影響しないだろうか。

国家発展改革委員会価格モニタリングセンター総合業務処の劉剛処長はこのほどメディアに対して、「生産、流通及び新型コロナウイルス感染症など多方面の要因の影響により、今後の穀物の国際価格の状況には一定の不確実性がある。中国の穀物の安全保障は全体として安定した情勢で、穀物の国際価格上昇が中国市場に与える効果は相対的に限定的だ」と述べた。

なぜだろうか。中国の小麦、トウモロコシ、米の3大主食の穀物は自給率が非常に高く、輸入しなくても国内で供給不足に陥ることはないため、中国の穀物価格は世界の穀物価格の影響をそれほど受けないのだといえる。

データを見ると、中国の穀物輸入は大豆や雑穀などの飼料穀物が中心で、全国の消費量に占める輸入の割合は米が1%、小麦が2%に過ぎず、主に品種交換や品種調整のために使われている。全国には、都市部・農村部住民の1年間の消費量にほぼ相当するもみ米と小麦のストックがある。

統計局の劉愛華報道官は今月15日、「今後しばらくの間の食料価格について言えば、現在は穀物と主要農産物は十分な供給があり、価格は比較的安定した情勢が続くだろう」と述べた。

21年の政府活動報告で提起された物価目標は3%前後で、20年の目標値より0.5ポイント引き下げられた。国務院研究室党組織メンバーの孫国君氏はこのほど国務院新聞弁公室で行なわれたブリーフィングで、「昨年の目標より引き下げられたのは、政府にCPIを相対的に低い水準で抑制する自信があることを物語る」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2021年3月25日

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