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穀物の国際価格が高騰 中国人の「食卓」への影響は?
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· 2021-03-26 · ソース:人民網 |
タグ: 穀物;物価;経済 | 印刷 |
最近、穀物の国際価格が高騰して注目を集めている。中国人の「食卓」に影響するだろうか。中国新聞網アプリが伝えた。
穀物の国際価格が高騰
国連食糧農業機関(FAO)が発表したデータによると、2021年2月には、主要な穀物の国際価格が前年同期に比べて大幅に上昇し、コーリャンは82.1%上昇、トウモロコシは45.5%上昇、小麦は19.8%上昇した。
FAOが毎月発表する食糧価格の指標である食料価格指数は、21年2月は平均116.0ポイントで、前月比2.8ポイント(2.4%)上昇し、9ヶ月連続で上昇し、14年7月以来の最高を更新した。
複数の国で食料価格が軒並み上昇している。メディアが伝えたところによると、韓国ではネギの価格が同3倍以上上昇して、小売価格は1キログラム当たり平均7500韓国ウォン(約710円)となった。韓国人の食生活に欠かせないネギが手の届かないものになり、自宅の庭でネギを育てる人がどんどん増えている。
日本・東京の市場では、品不足で鶏卵の平均卸売価格が今年初めに比べて5割前後値上がりした。米国では2月にほぼすべての肉類の小売価格が前年同期に比べて上昇し、中でもハムと鶏肉は上昇幅が最大で16%を超えた。
穀物の国際価格の上昇は、中国の物価に影響しないだろうか。中国人の「食卓」の負担が増えないだろうか。
中国の国家統計局がまとめたデータでは、21年1月の全国消費者物価指数(CPI)は同0.3%低下、2月は0.2%低下、2ヶ月連続の低下となった。
食料価格をみると、1月は食品・タバコ・アルコール類価格は1.4%上昇し、そのうち穀物価格は1.6%上昇してCPIを約0.03ポイント引き上げた。2月の食品・タバコ・アルコール類価格は0.3%上昇し、そのうち穀物価格は1.4%上昇してCPIを約0.02ポイント引き上げた。
商務部(省)のモニタリングによると、3月8日から14日までの週には、全国の食用農産物の市場価格が前週に比べて0.8%低下した。
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