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2020年中央経済政策会議で何を話し合ったか?
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· 2020-12-23 · ソース:人民網 |
タグ: 五カ年計画;マクロ政策;経済 | 印刷 |
第14次五カ年計画がスタートする2021年は、中国の現代化建設プロセスの中で特殊な重要性をもった年になる。中央経済政策会議が今月16日から18日まで北京で開催された。会議では2020年の経済の取り組みを総括し、目下の経済情勢を分析し、2021年の経済の取り組みを指示した。
中国はどのような2020年を歩んできたのだろうか?
極めて特殊だったこの1年間に、中国は国民が満足し、世界が注目し、歴史に残るような答えを出した。
2020年、中国は世界で唯一、経済がプラス成長を遂げた主要エコノミーになった。第13次五カ年計画の主要な目標・任務はまもなく達成される。経済の実力、科学技術の実力、総合的な国力、国民の生活水準がまたもや新たな大台へと飛躍した。小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成の勝利はすぐそこまで来ている。中華民族の偉大な復興は前へ向かって新たな大きな一歩を踏み出した。
「中国の答え」の背後に「5つの根本」
国内と国外の2つの大局を統一的に計画し、新型コロナウイルス感染症対策と経済社会発展の実践を統一的に計画する中で、中国は厳しい挑戦の下で経済の取り組みを着実に行うことに対する法則的な理解を深化させた。中国共産党中央の権威は危機や困難の時に全党、全国、各民族の国民が困難を恐れずに進む上での根本的なよりどころだ。国民至上は正確な選択をする上での根本的な前提だ。制度の優位性はともに難局を乗り越えるための大きな力を形成する上での根本的な保障だ。科学的な方針決定と創造的な対応は危機をチャンスに転じさせる根本的な方法だ。科学技術に基づく自立と自強は発展という大局を促進するための根本的な支えだ。
2021年のマクロ政策の方向性
今回の会議では、2021年のマクロ政策は連続性、安定性、持続可能性を維持しなければならないとの見方が出された。
第1に、積極的な財政政策と安定した通貨政策を引き続き実施し、経済回復に必要な支援に引き続き力を入れ、政策の操作がより正確で効果的になるようにし、政策のタイミング、度合い、実効性をしっかり把握する。
第2に、積極的な財政政策は質が高まり効果が強まり、より持続可能にする。
第3に、安定した通貨政策はより柔軟で正確に、合理的で適切にする。
2021年の8項目の重点任務
会議では8項目の重点任務が提起された。具体的には次の通り。
国家戦略としての科学技術力を強化する。産業チェーン・サプライチェーンを制御可能なものにする能力を増強する。内需拡大という戦略的ベースポイントを堅持する。改革開放を全面的に推進する。種子と耕地の問題をしっかり解決する。反独占と資本の無秩序な拡張の防止を強化する。大都市の住宅をめぐる突出した問題をしっかり解決する。炭素排出量のピークアウトとカーボンニュートラルの取り組みをしっかり行う。
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