人工心肺装置、88カラットブラックダイヤモンド、黒いガム……今月5日から10日まで上海で開催される第3回中国国際輸入博覧会（CIIE2020、輸入博）には、こんな展示品が続々登場する。中国新聞網が伝えた。

クールですごい製品が次々「襲来」

「世界5大ブラックダイヤ」の一つである88カラットのブラックダイヤがこのほどフランスから上海に運ばれ、まもなく輸入博で披露される。直径は1元硬貨ほどもあり、カット面（ファセット）は57面、価値にして約2億5千万元（1元は約15.7円）だ。

ガントリーマシンニングセンター（FOX-60）。

スペインのフライス盤設計・製造企業のニコラス・コレアは総重量86.7トンのガントリーマシンニングセンター（FOX-60）を出展し、各展示エリアの中で最も重量が重く、最も体積の大きな展示品になる。同製品のアジアでの初お目見えにもなる。

玩具大手のレゴは直径2メートルの地球型オブジェ「楽造星球」を出展する。レゴが認定するプロビルダー9人が242時間かけて組み立て、それから51時間かけて会場まで運び設置したものだ。

「食いしん坊たち」は輸入博に来てそれぞれ好きなものを見つけることだろう。タイのココナッツロールやタマリンドの砂糖漬け、ニュージーランドから輸入されたアイスクリーム、アルゼンチンの赤ワイン、ザンビアの蜂蜜、エチオピアのコーヒー……異国情緒に満ちた製品がたくさん用意されている。

黒いガムも博覧会でお披露目される。このガムシリーズは最先端の食物原料の植物性食用カーボンブラックを使用してクールな見た目の黒いガムを作っただけでなく、消費者に新しい味覚体験を提供してくれる。