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「ダブル11」商品配送を初ライブ配信 みなぎるデジタル物流の強い自信
  ·   2020-11-06  ·  ソース:人民網
タグ: ダブル11;物流;経済
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「私の199は?」、「199が働いているところを見たい、早く指示を与えて!」……ライブ配信のカメラの前にいて、ネットユーザーたちが「199」と呼んでいるのは、製造番号14199番のロボットだ。菜鳥無錫未来園で働くスマート輸送ロボットで、今年の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)でも普段のように数百人の「仲間たち」ときびきび働いている。そんな「199」は、世界初の「ダブル11」の商品配達ライブ配信の主役になった。

11月1日午前0時から、物流プラットフォームの阿里菜鳥は世界各地の物流企業と共同で、ライブ配信のカメラにロボットが集まる物流倉庫、遠く海外まで行く国際定期貨物列車「中欧班列」、雪に覆われた国境地帯の村落などの様子を収めた……それから3日午後6時までの間に、各プラットフォームを通じて、のべ8千万人が「ダブル11」の商品が運ばれる様子を「雲監工」で見守った。

初の「ダブル11」の商品配送のライブ配信 8千万人が最新の物流ハイテクをその目で

「今、最後の支払いが終わったところ、見てみて!これはすごい、全部ハイテク!」。山西省のネットユーザーの「雨燕」さんはベテランの「手切り族」(ネット通販で過剰な衝動買いをしてしまう人々)だが、今回初めてネット通販のバックヤードで行われる商品配送の様子を見守った。注文が入ると、「ネットの新しい人気者」になった「199」が、仲間たちと自動で商品をより分け、集めてパッキングする。中継センターは夜通し明かりがついており、荷物は作業ラインの上をそそくさと立ち去るように動いていく……

ここ数日、消費者が注文が終わるとライブ配信で荷物の様子を見守り、視聴者は3日も経たないうちにのべ8千万人に達した。うち1日の早朝には、800万人が徹夜で様子を見守った。「雲監工」でネットユーザーを最も驚かせたのは、テクノロジーのすごさだった。

倉庫の中ではスマートロボットが働いており、人件費や物理的なコストの削減を助け、在庫の流れるスピードを速くしている。商品の仕分けはすべて作業ラインが自動的に行い、自動化されたラインの総延長は6千キロメートルを超える。配達員にはスマート経路プランがあり、リアルタイムで渋滞を避けることができる。末端の作業ステーションにはIoT(モノのインターネット)デバイスがあり、非接触・秒単位で荷物を取り扱う。コミュニティや学校では自動運転車が荷物を運び、あっという間に配達先まで荷物を届ける。

「爆倉」からライブ配信まで みなぎるデジタル物流の自信

「ただのショッピングセールのお祭りが今ではこんなに大きな波を起こすようになったなんて、誰が信じられる?」。宅配便の仕事をして10年以上になる喩金国さんはこのように話し、「2010年の『ダブル10』の時に爆倉現象が始まった。荷物を運ぶ車が倉庫の入り口に数珠つながりになって、荷物を入れることも出すこともできなかった」と振り返った。

「爆倉」からライブ配信まで、私たちが見ているのは宅配便の変遷の歴史であり、物流の高度化の戦いであり、また汗を流しての作業から技術の高度化への転換だ。知乎のユーザーの「人生至味是清歓」さんは、「大胆に予想してみると、未来のダブル11には、商品をゲットして、出窓のところでビールかなんか飲んでいると、飲み終わらないうちに小さな飛行機が商品を運んできてくれるんじゃないかな?」と話した。

この7年間、阿里菜鳥は物流産業のデジタル化への高度化を絶えず推進してきた。「雲監工」のライブ配信は、物流が世界中の300万人の物流関係者、3千万平方メートルの物流施設、3千社を超える物流企業、20万台以上の物流配送車、20万ヶ所を上回る物流ステーションの一大共同作業であることを伝えた。天猫(Tmall)の「ダブル11」の「雲監工」プロジェクト責任者は、「今回のライブ配信は11月1日から11月3日まで行われ、すべての人々に中国のスマート物流の驚異的な速度を体験してもらいたい」と話した。

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