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ポストコロナ時代 世界経済は元に戻るか?
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· 2020-09-15 · ソース:人民網 |
タグ: 世界経済;新型コロナウイルス;経済 | 印刷 |
これは毒を飲んで渇きを癒やすようなものかもしれない。中国国際研究有限公司の曹遠征会長は、「グローバル経済がさらに衰退すれば、第3四半期(7-8月)は第2四半期(4-6月)よりもさらに深刻な状況になり、各国は資金投入を迫られるが、どの国も死にそうな状態だ。資金を投入しなければどうすればよいか。人命は何よりも大事で、たとえ毒薬でも飲み続けるしかない」と述べた。
各国の中央銀行は紙幣を印刷して、国債を購入し、従来の財政政策や通貨政策が打撃を受け、それにともなって溝が生まれている。劉氏は、「感染症に直面して、各国が通常の規模をはるかに上回る通貨政策、財政政策を取ったのは当然のことだ。しかしこれからの道のりはなお遠く、まだ底には達しておらず、『ヘリコプターで紙幣をばらまく』ような極端なやり方はするべきでない」と述べた。
感染症の打撃を受けて、グローバル化が挫折し、国際協調がより困難になった。国際資本の流動は「頭のないハエ」のように、行き当たりばったりのものになった。
グローバル化のコストが過度に強調される一方で、国際協力の優位性と長所が過度に低く評価されている。スペンス氏は、「多国間を捨てて、二国間にすれば、大国は自国の利益を保護しやすくなり、最も損害を受けるのは小国、特に貧しい国になるだろう。多国間主義は大きく張り広げたテントのようなもので、大国も小国も、豊かな国も貧しい国も、どの国もテントの下で自分の居場所を見つけられる。小国や貧しい国をテントの外に追いやり、成り行きに任せるというものではない」と述べた。
感染症の打撃を受けて、グローバル化の大型テントがなくなれば、そうした低所得国はどうやって雨風をしのげばいいだろうか。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年9月14日
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