積極的なモデルチェンジと発展の質のさらなる高まり

今年下半期の中国経済が期待に値する理由はデータだけではなく、成長の動力源の転換と発展の質の高まりにある。

国家統計局の付凌暉報道官は経済の新たな動力源に関する分析で、「デジタル経済の全面的なスピードアップ、スマート化・ハイテク型製品の急速な成長、テレワーク・オンライン教育・オンライン診療などの速やかな普及、無人小売・ライブコマースなど新たなモデルの絶え間のない登場は、経済発展を強力にサポートしていく」と述べた。

金融研究院の管清友院長は、中国経済は中長期的に見て土地、労働力、資本、技術、ビッグデータなど生産要素の活力を解き放つ必要があると考えており、「この度の生産要素の市場化という改革がもし有効に貫徹され、真に実施されたならば、中国の中長期的な経済成長の潜在力を極めて大きく促すものとなり、中国は世界の主要経済体の中で率先して低迷から抜け出し、率先して新型肺炎のダメージを打ち消せるに違いない」としている。

「北京週報日本語版」2020年7月13日