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新型肺炎と戦うための協力を強化し、世界経済を安定させる
  ·   2020-03-27  ·  ソース:北京週報
タグ: 新型肺炎;世界経済;経済
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大連集装箱碼頭有限公司の港湾でコンテナを積み込むトラック(写真=新華社提供)

新型コロナウイルスによる肺炎が世界経済の安定性に深刻な打撃をもたらしている。国際通貨基金(IMF)や国際金融協会(IIF)などの国際組織及び多くの金融機構は次々と、今年の世界経済がマイナス成長になる恐れがあると警告しており、迅速に感染拡大を抑制し、世界経済の情勢を安定させる挑戦がとりわけ目立っている。今後は国際協力レベルでのより積極的な協調と協力が、世界経済の安定で重要な役割を果たすと考えられる。 

国際経済協力の主なフォーラムと世界における重要な危機対応の枠組みとして、主要20カ国・地域(G20)は成立以来、世界金融危機への対応やグローバルガバナンス体制の改革推進の面において、重要な役割を果たしてきた。グローバルな試練が日増しに増加していく中、G20は手を携えてより多くの責任を担い、各方面を一致協力させ、より強い役割と成果を見せるべきだ。 

今後、国際社会が新型肺炎と戦うために協力し、世界経済を安定させるには、以下の4点を中心に展開することができる。 

第一に、G20は世界保健機関(WHO)などの国際組織と緊密的に交流し、共に新型肺炎と戦うことだ。 

3月23日、WHOのテドロス事務局長はG20首脳が団結するよう呼びかけ、国際組織同士がさらなる協力を展開するシグナルを発した。G20は他の国際組織とともに感染予防・コントロールに関する国際協力について協議し、各国は共同対策を講じ、国ごとの防疫状況に差異が生じることを避けるべきだ。各国はともに努力して防護装備の生産量を増加させ、輸出禁止令を出さないようにして、需要に基づいた平等な分配を確保し、困難に陥っている国に対しては、より多くの支援を行うべきだ。そして、感染予防・コントロールに関する科学技術研究や、経験交流、情報交換などの面においても、より広範囲に渡る協力を成し遂げるべきだ。 

第二に、多層的で多時点的な協議を保ち、マクロ経済政策における協調を強化することだ。 

一方では、G20は各国政府があらゆる必要な財政、通貨と構造的政策手段を適時使い、急激に蓄積される金融リスクを解消し、需要と供給の二つの方面に同時に力を入れるよう協調すべきだ。他方では、マクロ経済政策手段の運用において、G20は各国が競争的な通貨切り下げを避けるという長期的コミットメントを守り、貨幣戦争を起こさないよう努力すべきだ。 

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