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東京マラソンで日本新 感染の中で中日チームが協力
  ·   2020-03-03  ·  ソース:人民網
タグ: 新型肺炎;中日協力;経済
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新型コロナウイルスによる肺炎が蔓延する中、今年14年目を迎える東京マラソンが例年とは異なる状況の中で開催された。エリートの部のみ300人足らずの選手、まばらな観戦者。そんな中で、「黄色人種の新記録」が更新された。

2時間5分29秒。この数字は、このほど国際陸上競技連盟(IAAF)の「プラチナラベル」に認定されたばかりの東京マラソンでの優勝者の成績ではなく、日本の大迫傑選手が打ち立てた記録だが、優勝したエチオピアのレゲセ選手の2時間4分15秒よりも注目を集めた。

大会前夜、大迫選手は東京マラソンの記者会見で、「(日本と中国で応援してくれる人に対して)僕らが熱い走りをすることで元気を与えられると思うので、頑張っていきたいなという、そういう思いです」と語った。そして大迫選手はやってのけた。それも黄色人種のマラソンでの最速記録を更新するというやり方でだ。

今回の大会は記憶にとどめる価値のある42.195キロメートルだった。素晴らしい成績や特殊な競技形式だけでなく、中国と日本の企業がともに感染症の影響で苦境に陥る中で、このマラソンのグランドスラムといえる大会が厳格かつ安全に開催されるよう手を取り合って保障したことも特筆される。

実際、日本の目下の感染状況は決して楽観できるものではない。

大会前、東京マラソン組織委員会はたびたび公告を発表し、新型肺炎の交差感染を防ぐため、地元の市民やマラソンファンにできるだけ観戦に来ないよう呼びかけてきた。

今大会のボランティアは当日の沿道の様子を振り返って、「マラソンを見に来た人は目に見えて減っていた。これまでの東京マラソンでは、道路の両側に観戦者が何層にも重なり合い、天まで届くかと思うほど大きな歓声が上がっていたが、今回は1列に並んでもゆとりがあるほどの観戦者しかいなかった。それでも沿道に来て声援を送る観戦者の思いは熱く、設楽悠太選手と大迫傑選手に声援を送り続けていた。両選手はこれまで思うような成績を上げられなかったので、今度こそはと期待されていた。典型的な日本人らしい応援の仕方だ」と話した。

熱いムードと細やかな保障態勢が、これまでずっと東京マラソンの特色だった。感染症の影響を受けた今年も、この特色が失われることはなかった。

「東京マラソンの指揮センターには元々、競技の総合的な調整と安全・緊急対応を保障するために90人ほどの運営スタッフが配置されていたが、感染リスクを減らすため、40人ほどに削減された」。

このように話すのは、日本企業以外で初めて東京マラソンの指揮センターに入った中国のハイテク企業・第一反応の創業者の陸楽氏だ。「マラソン参加者の人数が減ったために、運営スタッフが削減され、全体のスタッフ、医療サポートスタッフ、ボランティアも減少した。弊社は最初はセンターにスタッフ6人を派遣する計画だったが、最終的にうちからは誰も行かないことになった」という。

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