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新型肺炎との戦いを支える新興小売業の知恵と責任
本誌記者・金知暁  ·   2020-02-21  ·  ソース:北京週報
タグ: 新型肺炎;シェアリング;経済
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「従業員のシェアリング」 雇用問題解決のための新たな知恵

出荷が滞っている農産品とのマッチングは産地の供給価を安定させ、需給バランスの悪化を避け、さらに商品の仕入れも確保できた。しかし新興小売業として、盒馬鮮生はこの度の事態の中で従業員不足と配達難という試練にも直面している。 

新型肺炎の流行が発生したのち、オンラインオフラインの需要が同時に増え、さらに春節連休と重なり、盒馬鮮生の元々の配達力が足りなくなってきた。迅速かつスムーズな宅配を保つため、盒馬鮮生の多くの店舗運営、管理職などのスタッフは自ら進んで宅配業務に加わり、住宅地への集中宅配や、ネット予約した商品を店舗で受け取るなどの方法が打ち出されが、配達員不足問題は依然として立っている。 

盒馬鮮生の全国経営管理を務める胡秋根総経理は、「我々は1月31日の社内会議で、飲食業と提携してともに今回の難関を乗り越えることを検討し始めました」と述べた。春節連休の需要拡大に向けて、飲食企業は多くの従業員を残していたが、新型肺炎の影響でやむを得ず休業したところも多く存在し、それらの店の従業員は仕事がなく、待機状態となっている。胡総経理は、「飲食業の従業員は定期的に健康診を受け、専門的な研修も受けている即戦力の人々です。飲食業と協力関係んで雇用問題を解決し、民生をよりよく保障し、より多くの消費者にサービスを提供したいと思います。今回のシェアリング従業員は18歳以上で健康証を持ち、過去14日間以内に発熱、咳などの症状がなく、国家政府の関連規定を満たした人に限定しています。これらの従業員は棚在庫の管理、宅配商品の梱包、仕分けなどといった比較的簡単業務に配属します」と説明した。 

2月2日、盒馬鮮生北京支社は雲南雲海肴餐飲管理有限公司と連絡が取れた。事態の発生後、雲海肴はすべての店を閉め、大きなプレッシャーに直面していた。「従業員のシェアリング」という提案について、盒馬鮮生と雲海肴はその場で合意に達し、翌日から雲海肴の従業員は々と盒馬鮮生で働き始めた。 

盒馬鮮生の北京市紅蓮店で商品を整理する「シェアリング従業員」(写真=盒馬鮮生提供)

この革新的なやり方はすぐさま消費者たちから肯定な評価を受けた。あるユーザーは2月19日に盒馬鮮生アプリでこのようなコメントを残した。「鶏肉がとても新鮮で、素晴らしい!この特殊な時期に、日々の暮らしで必要なものは主に盒馬鮮生に頼っています。春節連休中、毎日の宅配は争奪戦のようで、数分遅れても予約が取れない状態でした。でも、最近は宅配の予約がしやすくなった感じがします。これはおそらくニュースで見た『従業員のシェアリング』のおかげでしょう」

2月14日まで、盒馬鮮生は40以上の企業から2700人の従業員を受け入れ、一部の「従業員のシェアリング」プロジェクトに新規参加した従業員は現在、面接、感染対策と業務の研修を受けており、まもなく仕事に就くという。

「北京週報日本語版」2020年2月21日

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