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新型肺炎との戦いを支える新興小売業の知恵と責任
本誌記者・金知暁  ·   2020-02-21  ·  ソース:北京週報
タグ: 新型肺炎;シェアリング;経済
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2月中旬のある週末、盒馬鮮生の北京市西直門店では、セルフレジ機の前に大勢の人が列を成し、お客さんのカートはいずれも商品でいっぱいだった。店の入り口でスタッフは回収たカートを素早くきれいに拭き、盒馬アプリによるオンライン注文に対応するスタッフは携帯を見ながら店内を歩き回って商品をデリバリー用の袋に入れ、野菜売り場では棚が空く前にスタッフ仕分け済みの野菜を補充し始めた。買い物に来たすべての人がマスクを着用し、入り口で体温検査を受けなければならないこと以外、店内の様子は普段とあまり変わらなかった 

盒馬鮮生はアリババグループが展開する実店舗と電子商取引(EC)を融合させたたな小売プラットフォームだ。春節の前から新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大して以降、全国200軒以上の盒馬鮮生の店は毎日営業続け、衛生上の安全確保したうえで、仕入れ、物流、販売などといったすべての段階で対策を立て、各地市民の日常生活における需要を満たすよう全力を尽くしてきた。 

新型肺炎下でも例年どおりに入荷した旬の食材

浙江省湖州市徳清県は春のタケノコの主な産地の一つだ。同地では肉厚で柔らかい春のタケノコの栽培が盛んで、徳清県西部の農民たちにとって重要な収入源となっている。毎年春節の頃は春のタケノコが市場に出ーズンだが、今年の春節は新型肺炎の影響を受け、道路や村の封鎖措置で輸送コストが跳ね上がって春のタケノコの販路の妨げとなり、徳清県の農民は困っていた。 

実は浙江省湖州市徳清県の春のタケノコだけでなく、広西壮(チワン)族自治区桂林市永福県の砂糖橘、山東省臨沂市のキュウリなどの農産品、広東省江門市のエビなどの水産品も感染拡大の影響で出荷が滞っていた。しかしその一方で、都市で暮らす人々は野菜を買うのに苦労せざるを得なかった。 

盒馬鮮生で生鮮食品の仕入れを担当する欧宏星さんは「春節連休の後半から、出荷が滞っている農産品の情報が多くなり、多くの人は盒馬鮮生に尋ねに来ました。私は春節前に西安に戻りましたが、遠く離れた場所から農産品を調達するために、毎日朝から晩までひっきりなしに電話をし、多い日は一日百以上電話をすることもありました」と語った。 

現地政府との連携のもと、徳清県は山児タケノコ合作社を経由し、毎日5トンの春のタケノコを盒馬鮮生に供給し始めた。欧さんによれば、「多くの都市は盒馬鮮生と長期的な提携をしており、当社の商品基準や要求なども詳しいので、近くの産地と商品の状況を確認し、われわれと一緒になって、出荷が滞っている農産品の調達を助けてくれています」とのことだった。 

盒馬鮮生の店で農民応援キャンペーンとして販売されている農産品(写真=盒馬鮮生提供)

2月1日から、盒馬鮮生はすでに600トン以上の出荷が滞っていた農産品を仕入れることができた。盒馬鮮生は買付の値段を下げずに、運送コストも一部負担するほか、現地政府と協力し通行証の発行も手伝っている。2月末まで1800トン以上の出荷が滞っている農産品を々と盒馬鮮生の店頭に並べ、消費者に届ける計画だ。そして、このような農民を助ける行動長期的計画とし、これからも農業の生産回復を後押しする努力を続けていくという。

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