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「CES 2020」、注目の科学技術10大新製品
  ·   2020-01-13  ·  ソース:人民網
タグ: 科学技術;メーカー;経済
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(5)ディスレクシアをサポートする電気スタンド

フランスのレキシライブ社は価格約723ドルのスマート電気スタンドを開発した。ディスレクシア(識字障害)の人を効果的にサポートできる製品だという。

2017年に発表された研究報告によれば、ディスレクシアは目の細胞の分布が原因で、正常な人はどちらかの目が主導して目で見た画像の情報を脳に伝えるのに対し、ディスレクシアの人は両方の目が同時に主導してものを見、その情報を脳に伝えるため、画像が反転して脳は伝えられた情報を判別できない。レキシライブ社が開発した電気スタンドは、ものを見るときにどちらかの目が主導するように矯正して、脳が伝えられた情報を判別できるようにしている。

調査によると、同製品は患者の90%に効果があり、英国の3つの学校がディスレクシアの生徒のために注文したという。

(6)太陽電池電動三輪車

ペダル式の電動三輪車を見たことがあるだろうか。フランスの次世代企業ウェローは新製品の太陽光で動くペダル式三輪車を出展した。三輪車といっても、最高時速は約42キロメートルに達しながら、自転車専用道路を走れる。ペダルで操作するので、免許証は不要だ。屋根もあるので、天候にかかわらず移動することができる。

価格は約7900ドルで決して安くはないが、メーカーはこの製品の優位性は効率の高さ、駐車のしやすさにあると胸を張る。

(7)急速冷却器

よくパーティに出るが、冷たい飲み物を準備する時間がないというなら、この急速冷却器が役に立つ。価格は199ドル。ビール1本を冷やすのにかかる時間は1分弱で、シャンパンなら3-5分でひんやりしておいしくなる。

同製品の原理は、内部で瓶を高速回転させると、熱が伝達されて冷却効果を得られるというものだ。メーカーの説明によると、内部では瓶は高速回転するが、ふたを開けた時に中身が勢いよく吹き出すことはないという。

(8)携帯ビデオカメラが聴覚障害者をサポート

補聴器を使用する人は、周りの音がうるさくてよく聞こえないという問題によく悩まされる。イスラエルのオーカム社はAIビデオカメラと読唇技術を利用して、話者の声をよりよく特定し、補聴器使用者が周囲の雑音をシャットアウトして、話者の声をよりはっきりと聞けるようにした。

(9)脳によるコントロールがテレビのリモコン代わりになる

「ブレイン・マシン・インタフェース」もCESの注目点の1つであり、たとえばセンサー付きヘッドフォンをつければ脳を通じて電子製品をコントロールすることができる。フランスのネクストマインド社のブルートゥースヘッドフォンをつければテレビのチャンネルを変えるのにリモコンを押す必要はなくなり、バーチャルゲームをする時には登場人物のキャラクターを切り替えることができる。価格は399ドル。

(10)自撮りをサポートするドローン

誰しも美しい自撮り写真を撮りたいと思うが、毎回最適な角度を見つけるのは大変だ。米国のエアセルフィー社が発表した価格99.95ドルのドローンは、いつでもどこでも美しい写真を撮ってくれる。最初に被写体の五官(目、鼻、口、耳、眉)と顔の表情を読み取ると、それからずっと被写体と一緒に移動して、適切なタイミングをみはからって写真を撮ってくれるという。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年1月13日

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