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日本企業が中国国際輸入博覧会で発見した商機
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· 2019-12-06 · ソース:人民網 |
タグ: 中国国際輸入博覧会;日本企業;経済 | 印刷 |
日立中国有限公司の金森秀人総経理やたくさんの日本の企業家が目を付けているのは、ヘルス・介護商品、サービスの需要が非常に高まっているという中国の大きな流れだ。
中国ではまずテレビで有名になった日立は、実際には大型機械設備の製造の面でも豊富な経験と高い知名度を誇る。同社の今年の輸入博覧会の一押し製品は粒子線がん治療システムだ。
従来のガンの放射性治療においてX線は特定の範囲内で持続的にエネルギーを放出するため、がん細胞を死滅させる一方で、正常な細胞もダメージを受けてしまう。それに対し、粒子線治療は、患部の深さに合わせてある深さに達してから大部分のエネルギーを放出することで、より正確にがん細胞を死滅させることができ、体への負担を最大限まで軽減させることができる。
日本の粒子治療は世界でも先進的で、中国の病院やクリニックもこの面で急速に発展しているため、日立にとっては大きな商機となっている。
1980‐90年代、日本企業は性能が高い家電製品を携え、中国市場への進出に成功した。21世紀前後になり、中国人も次第に裕福になり、マイホームや車を持つことを強く望むようになり、日本企業が中国で販売する「ヒット商品」は、自動車に変わっていった。そして、日本の各大手自動車メーカーは相次いで中国に大規模な工場を設置するようになった。
それからまた20年が経ち、伝統的な自動車産業が少しずつ頭打ちとなっているが、中国の新たな消費ブームの中で、日本企業はスマート化製品や5G通信、医療、介護製品など自らの「優位性」を再び発見した。それらが、今後、中日両国の商業界における協力の重点分野となるだろう。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年12月6日
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