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日本企業が中国国際輸入博覧会で発見した商機
  ·   2019-12-06  ·  ソース:人民網
タグ: 中国国際輸入博覧会;日本企業;経済
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中国国際輸入博覧会(CIIE)は、ある意味中国が主催する世界中の商品が集まる「カーニバル」と言うことができる。多国籍企業にとっては、CIIEに参加することで、中国市場の注目点や中国市場の情勢を肌で感じる機会となる。(作者:陳言・メディア関係者、日本問題専門家。「瞭望東方週刊」に掲載)

日本のガラスメーカー・AGCの上田敏裕執行役員が目にした中国の大きな変化は、消費の高度化、特に、スマート化における消費の高度化だ。

ガラスを例にすると、中国の消費者にとって魅力ある商品にするためには、高品質のガラスでは物足らず、「スマートガラス」を作らなければならない。

AGCが研究開発した「迎賓ガラス」は、実はハーフミラーディスプレイで、スマート画像認識装置が搭載されている。その前を人が通ると、ディスプレイに「きれいな女性」のキャラクターが表示され、出迎えてくれ、とてもユニークで斬新な体験を提供してくれる。

上田氏は、「一番よく耳にしたのが中国のホットワードである『5G』。中国で商品が売れるようにするためには、間もなく到来する5G時代に積極的に対応しなければならない」との見方を示す。

AGCは5G電波の反射ポイントとなるガラスを研究開発した。そのガラスを、街の中のオフィスビルや列車、自動車などに取り付けると、5Gの電波を受信、増幅でき、より便利な生活を提供できるほか、基地局をめぐる問題の解決にもつながる。

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