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2回目の開催となる輸入博 前回との違いは?
  ·   2019-11-05  ·  ソース:人民網
タグ: 中国国際輸入博覧会;企業;経済
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中国国際輸入博覧会は小さなキッチンテーブルから一つの企業まで、世界の優れた製品が一堂に会するプラットフォームになり得るイベントだ。第1回中国国際輸入博覧会が行われてからの1年間、多くの展示品が商品になり、多くのヒット商品が生活に入り込み、多くの新しい友人が旧知の友人になった。世界を「またにかける」輸入博は開放された市場、包摂的な心理、共有への期待をもたらした。まもなく開催される第2回輸入博には、前回とどのような違いがあるのだろうか。新華社が伝えた。

世界を「またにかける」舞台 

第1回輸入博の閉幕した日は、第2回輸入博の準備が始まった日だ。ニュージーランドNAC貿易有限公司の張燕取締役は、「昨年の12月に私たちがニュージーランドに帰るとすぐ、第2回輸入博の誘致活動がオセアニア地域で始まった。第2回輸入博に参加するかどうか、答はすぐに、あっという間に決まった!ブースを(第1回の)1ヶ所から4ヶ所に増やすよう全力で頑張った」と話した。

第2回輸入博のブース数と面積はどちらも「拡大」したが、今回も「1ブースの確保も難しい」状況だ。第2回の会場の展示面積は36万平方メートルで、前回より20%以上増加した。出展契約をした世界トップ500社番付と業界のリーディングカンパニーは250社を超えた。第1回輸入博は出展企業の予想を上回る高い人気、高い水準の規格、高い収益を達成したため、第2回輸入博は事前に数量を確保する必要がより高まり、ブースの増加を申請した企業は相当数に上った。

デジタル時代に、輸入博のような展示スタイルの貿易促進プラットフォームは時代遅れだろうか。出展企業は「そんなことはない」と答える。企業にとってみれば、取引の達成は成果の一つに過ぎない。第1回輸入博では、韓国の化粧品メーカー・アモーレパシフィックのブースにのべ19万人の来場者が訪れ、企業にとっては貴重なマーケティングリサーチ 研究の機会になった。同社中国市場部の高辛社長は、「輸入博は当社が消費者のニーズをよりよく理解するよう助けてくれた。これは市場開拓にとって非常に重要だ」と述べた。 

貨物の流通、情報の流動は人の交流と切り離すことはできない。これは情報時代において、輸入博が依然として世界中の企業にとって極めて強い「磁場」となっている原因だ。張取締役は、「情報を得るルートは多様化しているが、付加価値の高い製品に対し、顧客はやはり対面での商談や検討を必要としている」と述べた。

仲間になってともに前進する世界中の貿易パートナー 

シンガポール企業84社のチームを結成して輸入博に登場し、中国の四線市場、五線市場でチャンスを見いだすことに重点を置くほか、中国のパートナーを探し出し、東南アジア市場やグローバル市場を共同で開拓する計画だ。出展企業の多くは輸入博で東南アジア、欧州、アフリカの潜在的な顧客たちと思いがけないマッチングの機会を得ることにもなる。

張取締役は、「輸入博は中国で開催されるが、波及効果は中国だけにとどまらず遠くへ広がる。第1回輸入博で、当社は思いがけず韓国の顧客と商談の機会を得た。これにより輸入博に参加する場合には世界を視野に入れなければならないと意識するようになった」と述べた。

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