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中国の驚異的な経済発展 その背景にある論理とは
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張徳勇 · 2019-10-10 · ソース:北京週報 |
タグ: 中国経済;経済発展;経済 | 印刷 |
寧波江豊電子材料股份有限公司の自動化生産工場(撮影・新華社徐昱記者)
中華人民共和国成立70周年の祝賀大会において、習近平中国共産党中央総書記は「70年来、全国の各民族の人民は心を一つにし、刻苦奮闘して、世界が刮目する偉大な成果を成し遂げた」と指摘した。70年の錬磨と奮進で、中国は立ち遅れた国から世界第二位の経済体へと発展し、立ち遅れた農業国から世界一の製造業大国へと変身し、閉鎖から開放へと向かい、衣食に事欠く状態から全面的な小康(ややゆとりのある状態)へと進んでいる……中国の経済発展はまさしく世界を驚かせたに違いない。中国の驚異的な経済発展の背景にある論理を突き詰めれば、それは中国が自国の国情に合った経済発展の道を進んだことによるものだ。
経済発展の主導権をしっかりと手中に収める
中華人民共和国の成立は近代以降の民族の衰退、国家の没落、民生の凋落といった退勢を根本から転換させた。政治における独立自主を実現しただけでなく、独立自主の経済システムも構築・発展させ、経済発展を推し進め、飛躍的な経済成長を実現し、民族の復興・国家の富強・人々の幸福のために重要な物質的保障をもたらした。
中華人民共和国はその成立当初において、工業基礎は非常に弱く、工業部門は欠けており、工業分布は極めて不均衡であるという基本的国情に直面した。荒廃から再建へと向かう中で、中国のような大国において強力な独立自主の経済システムの創設はとりわけ切迫し、重要なことだった。第1次五カ年計画(1953~1957年)に始まり、中国は大規模な投資を重点的に推進し、工業化のプロセスを加速させ、冶金・自動車・機械・石炭・石油・国防などの分野に及ぶ数多くの部門の比較的整った基礎工業プロジェクトを作り上げ、独立し比較的完備された工業システムをまずは築き上げた。この基礎のもと、長年の発展を経て、とりわけ改革開放後に中国の経済発展が高速レーンに乗り、中国は全く新しい姿で世界経済の版図においてますます重要な影響力を発揮している。
独立自主の経済システムの構築を通じて、中国は経済発展の主導権をしっかりと手中に収め、経済発展における「あるかないか」という問題解決の基礎のもと、質の高い発展の推進に力を入れ、経済発展における「良し悪し」という問題を解決し、中国の経済発展を1つの偉大な成果からさらなる偉大な成果へと向かう後押しをしている。
世界を驚かせた中国の経済発展
中華人民共和国は成立当初の立ち遅れた経済体から始まり、代々続けられてきた奮闘を経て、とりわけ中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議(第11期三中全会)は改革開放を実行するという歴史的な方策を決定し、党と国の取り組みの中心を経済建設に移し、中国経済は急成長し、歴史的な飛躍を実現した。
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