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中国で数十年間も経済危機が起こらないのはなぜか
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· 2019-10-10 · ソース:人民網 |
タグ: 中国経済;経済危機;経済 | 印刷 |
工業が発展して飛躍期に入り、12年の工業付加価値額は実質で78年の38.2倍に増えた。13-18年には、中国のハイテク産業の付加価値額年平均成長率は11.7%、設備製造業の付加価値成長率は9.5%に達した。
数組のデータから、中国の経済規模と総合的競争力が大幅に向上し、基本的に安定した金融システムと十分な外貨準備を構築したことがわかる。工業システムも次第に整い、ハイテク産業をはじめとする新原動力の可能性と潜在力は引き続き広大かつ巨大だ。
経済規模の拡大、総合的国力の向上、広大な市場、十分な潜在力が、外部からのリスクと危機が訪れた時に、中国が速やかに効果的に対応することを可能にしている。これこそが中国経済の強靱さの源だ。
新中国成立からの70年間、中国に経済的な変動がなかったわけではなく、中国も同じように国際経済や金融危機の打撃を何度も受けてきた。
88年と94年前後には大規模なインフレが起こり、91-94年には人民元レートが激しく変動して資本流出のリスクが高まった。同時に、97年と08年に外部で起きた金融危機も中国の貿易や金融に相当な打撃を与えた。
ただ他国と異なり、中国は常に危機をチャンスに変え、自国の構造改革とモデル転換の発展を遂げてきた。
中国交通銀行の連平チーフエコノミストは、「その後で外貨準備による資本注入、中国内外での公開の債券発行や上場といった株式制度改革措置を打ち出したため、08年の金融危機発生時に、中国の銀行業は十分な資本金と高い貸出の能力をもちえたのであり、さらに中国金融産業の全体的なリスク対抗力が目に見えて増強され、この危機の衝撃に耐えることができた」との見方を示した。
外部からのリスクに効果的に対処し、危機を速やかにチャンスに変えただけでなく、中国は自国の発展の中で絶えず古い物を捨てて新しい物を生み出し、モデル転換と高度化を遂げてきた。中国は供給側構造改革を推進し、経済の質の高い発展を推進している。また中国の力強く効果的で主体的なマクロ調整も大きな功績を立てた。
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