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中国 31省・市・区の最低賃金調整状況 北京や上海などが調整済み
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· 2019-09-24 · ソース:人民網 |
タグ: 賃金;労働者;経済 | 印刷 |
最低賃金基準の調整は人々の収入に関わってくる。今年に入り、最低賃金を引き上げた中国の省・市・区には重慶市、上海市、陝西省、北京市などがあり、遼寧省、貴州省も11月と12月に引き上げる計画だ。河北省も9月末に引き上げる可能性がある。一方、山東省は今年は調整しないことが決まっている。
現時点で、月額の最低賃金が最も高い都市は上海市で、2480元(1元は約15.1円)。時給で最も高いのは北京市で24元だ。
4地域が今年引き上げ済み 山東省は調整なしが確定
貴州省人的資源・社会保障庁のサイトが18日に発表した情報によると、12月1日から最低賃金の調整が実施される。調整後の最低賃金(月額)は、1類区が1790元、2類区が1670元、3類区が1570元となる。非正規社員の最低賃金(時給)は、1類区が18.6元、2類区が17.5元、3類区が16.5元だ。
遼寧省人的資源・社会保障庁がこのほど発表した「最低賃金の基準の調整に関する通知」によると、最低賃金の基準の調整が11月1日から実施される。最新の最低賃金(月額)の基準は4ランクに分かれており、第1ランクが1810元、第2ランクが1610元、第3ランクが1480元、第4ランクが1300元だ。時給の最低額も4ランクに分かれており、第1ランクが18.3元、第2ランクが16.3元、第3ランクが15元、第4ランクが13.2元だ。
北京市人的資源・社会保障局が5月14日に発表した「北京市の最低賃金基準の調整に関する政策の説明」によると、最低賃金の基準調整が7月1日から実施され、「労働者が受け取らなければならない残業代、休日出勤手当や労働者個人が納める必要のある各種社会保険費用、住宅積立金などは、最低賃金基準の対象とはならず、雇用先は規定に基づいて別途支給しなければならない」と明確に規定している。
人的資源・社会保障部(省)の関連規定によると、各省・市・区の最低賃金基準は少なくとも2-3年に1度は調整しなければならない。調整幅は、原則として社会平均賃金の上昇幅を超えないことになっている。河北省は直近で2016年に最低賃金基準を調整した。同省の人的資源・社会保障庁は最近、関連資料を省政府に提出し、審査を受けていることを明らかにした。今月に調整実施が発表されることになりそうだ。
また、山東省は先ごろ同省の最低賃金基準に関して、低所得の労働者の基本的な生活を保障することができているため、同省の経済発展の状況を考慮し、コストの急上昇が企業の競争力に影響を及ぼすことを避けるために、今年は最低賃金の基準を調整しないと決定したと発表した。
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