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グリーンシルクロード使者計画の枠組みでますます増える「グリーン使者」
  ·   2019-04-23  ·  ソース:人民網
タグ: 「一帯一路」;環境保護;経済
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 東南アジアにおける再生資源産業パークの開拓に力を入れている漢和再生資源有限公司がこのほど、タイCMP緑色科技有限公司と共同で試験的なパーク経営を展開することで合意。展開に向けた準備作業は既に完了している。漢和再生資源有限公司の朱展鴻副総経理は、「グリーンシルクロード使者計画というプラットホームのおかげで、タイのリサイクル経済分野の政策や産業の需要などを深く知ることができ、会社が再生資源産業パークプロジェクトを実施する上で便利だった」と話す。人民日報が伝えた。

朱副総経理が言及する「グリーンシルクロード使者計画」とは、中国生態環境部(省)が、グリーン「一帯一路 」(the Belt and Road)イニシアティブの下、環境保護能力の構築や産業の連携・マッチングなど通して、中国の経済と社会の発展の成果をシェアし、地域の生態環境保護協力を推進し、地域の持続可能な発展を促進し、共にグリーンシルクロードの環境保護能力を構築するためのフラッグシップ・プロジェクトだ。

グリーンシルクロード使者計画のおかげで、「一帯一路」沿線国と中国は、グリーン文化やグリーン理念、グリーン政策・基準などの面で一歩踏み込んだ交流を行い、生態環境保護の分野で実務的な連携を展開することができる。グリーン「一帯一路」は、中国政府が世界的に生態文明を構築するための重要な実践プロジェクトで、沿線国・地域に多くのグリーン公共財を提供している。

2018年、グリーンシルクロード使者計画の枠組みの下、中国生態環境部対外合作・交流センターとカンボジア環境省環境保護総局、深セン市深港産学研環境保護工程技術股フン有限公司(フンはにんべんに分)は提携することで合意し、カンボジア・ケップと、プノンペンに1日当たりの処理量が10トンと5トンの汚水処理施設を建設した。

最近、グリーンシルクロード使者計画の枠組みのもとで、中国—東南アジア諸国連合(ASEAN)気候変動対応政策・行動セミナーイベントが中国で開催され、参加したカンボジア環境省のChuop Paris事務次長は、「私たちは中国の最先端の経験を知り、著しい成績・成果を見ている。それは、カンボジアの今後のグリーン発展にとって、重要な参考となる」との見方を示した。

グリーンシルクロード使者計画は2011年から実施され、これまでに40回以上の育成と交流活動が展開され、20ヶ国以上の環境関連当局者1000人以上を育成してきた。育成・交流の内容は、グリーン経済政策と環境関連当局が法律に基づいて企業などの環境に影響を与えかねない行為を管理する方法などとなっている。

グリーンシルクロード使者計画の主要な参加者であるASEAN加盟国は同計画を高く評価している。同計画の主要実施機関である「中国—ASEAN環境保護協力センター」は、ASEANが制定する「ASEAN環境教育行動計画2014—18」の重要協力パートナーに名を連ねている。

中国生態環境部対外合作・交流センターの党委員会書記である周国梅氏は、「グリーンシルクロード使者計画は、最先端の理念を抱き、視野が広く、豊富な知識を持ち、業務に精通しているグリーン使者を育成し、『一帯一路』の生態環境保護協力能力や水準の向上に寄与する」と説明する。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年4月22日

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