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商務部長「今年は消費をさらに促進する」
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· 2019-03-11 · ソース: |
タグ: 消費;全人代;経済 | 印刷 |
3月9日、第13期全国人民代表大会(全人代)第2回会議のプレスセンターで行われた記者会見で、商務部(省)の鍾山部長は、「中国は今や消費大国であり、消費構造が最適化を続け、消費の質がさらに向上した。商務部は今年、措置を執って消費を一層促進する」と述べた。
データによると、2018年の中国の社会消費財小売総額は38兆1千億元(1元は約16.5円)に達し、前年比9%増加し、増加率は17年を1.2ポイント下回り、国際社会の注目を集めた。
鍾部長は、「(18年の)中国の社会消費財小売総額の増加額は3兆2千億元で、これは1998年の通年の社会消費財小売総額に相当する。より重要なことは、中国の消費構造が最適化を続け、それが商品消費を上回るサービス消費の増加率に表れたことだ。サービス消費の占める割合が49.5%に達し、農村消費の増加率は都市消費を1.3ポイント上回った」と述べた。
鍾部長は続けて、「これと同時に、中国は消費の質がより向上し、個性化した消費、多様化した消費、オーダーメイド化した消費が新しいトレンドになった。経済成長に対する消費の寄与がさらに拡大し、昨年の中国国民経済の成長に対する消費の寄与度は76.2%に達し、引き続き経済成長の1番目の牽引力になった。よって、昨年の社会消費財小売総額の増加率は中国の目下の発展段階に合致するものであり、また高い品質の発展の要求にも合致するものであるといえる」と述べた。
鍾部長は、「商務部は今年、消費促進で3つのことをしっかりと行う」として、次の3点を挙げた。
(1)都市の消費を向上させ、消費の高度化を促進する。重点は一連の歩行者天国を改良し高度化し、これを消費の高い品質の発展のプラットフォームにすることだ。同時にコンビニエンスストアの配置を最適化し、コンビニのブランド化発展、チェーンストア化発展を奨励し、消費者がより便利に、より安心して買い物できるようにする。
(2)農村消費を拡大し、「農産品の都市への進出、工業製品の農村への到達」を推進する。工業製品の農村への到達を通じて、農民が質の高い価格の手ごろな工業製品を購入できるようにする。ECの農村への進出を通じて、都市と農村の市場を結び、流通ルートをよりスムースなものにする。18年には、農村のオンライン小売額が1兆3700億元に達し、同30.4%増加した。
(3)サービス消費を発展させ、サービスの共有を最適化する。サービス消費は新たな成長源だが、少なからぬ不足も存在する。現在は文化、観光、スポーツなどが消費の注目点になっているほか、オーダーメイド消費、オンライン消費といった消費の新たな成長源もある。こうした注目点にさらに注目が集まるように、可能性があるものはさらに可能性を高めなければならない。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年3月10日
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