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中国の「お花見経済」が発展・多様化 花を見に国内外へ
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· 2019-03-07 · ソース: |
タグ: 花見;旅行;経済 | 印刷 |
▽花見ツアーがトレンドに
春になって花が咲くと、たくさんのオンライン旅行プラットフォームや旅行会社がお花見ツアーを売り出している。たとえば中青旅の場合、花見ツアーには主に中国国内タイプ、日本タイプ、欧米タイプ、島嶼タイプの4種類があり、価格も1千元(1元は約16.7円)から3万元ほどとさまざまだ。阿里巴巴(アリババ)傘下の飛猪のサイトでは、「花見」で検索すると数百件がヒットし、団体ツアー、日帰り観光、自由旅行などいろいろな商品がある。
旅行会社の関係者は、「国内旅行が経済的にお得だ。ネットで人気の菜の花を見るなら江西省の■源県や陝西省の漢中市、雲南省の羅平県などがいい。新疆維吾爾(ウイグル)自治区新疆の托克遜県の杏の花、(浙江省)杭州市富陽区の桃の花、(広東省)広州市渓頭村の桜もそれぞれ特色があり、高齢者や子どものいる家族にぴったりだ。店に問い合わせにくる若いカップルや若いファミリーは海外旅行を好む傾向がある」と話す。
花見の目的地をみると、一番人気があるのは日本で桜を見るツアーだ。7日間前後のゆったりした日程で価格は8千元ほどになる。日本での花見に比べ、欧米への花見ツアーはより高額で、団体ツアーで大体1万元から3万元。オランダのチューリップ畑、カナダ・バンクーバーの桜祭りなどは人気の路線だ。
日本政府観光局(JNTO)の発表したデータによると、2017年だけで大陸部の観光客のべ735万人が日本を訪れ、前年比15.4%増加し、一人あたり消費額は約1万3400元に上った。桜のシーズンにあたる3月と4月は、それぞれのべ50万人を超えたという。
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