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広がる「お一人様経済」 一人火鍋や一人前商品が人気
  ·   2019-02-26  ·  ソース:
タグ: 外食;単身;経済
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第一財経商業データセンター(CBNData)が生活サービスプラットフォーム・口碑と共同で発表した「2018年生活消費トレンド方向」の関連データによると、現在の若い消費者は「一人を謳歌する」生活態度を示し、一人での食事、住宅賃貸、旅行、映画鑑賞、暮らしを楽しみ始めているという。

大手ECプラットフォームをみると、一人前の商品が高品質低価格で大変な人気だ。たとえば容量が通常製品の半分の電気炊飯器はわずか100元(1元は約16.5円)余りで、1度にゆで卵2~4個を作れるゆで卵器は40元くらい、12リットルのミニトースターは100元もしない。2019年になると、大手食品ブランドが相次いで一人前パッケージの冷凍白キクラゲデザート、インスタント野菜スープを売り出し、流れに乗って調理油や調味料も1人用の少量サイズが売り出された。

昨年11月、天猫(Tmall)のランキングでは、一人前商品が人気商品の中でも特に人気が急上昇し、ミニ電子レンジは購入者の増加率が最も高く、前年同期比980%増加した。100グラム入り米、200ミリリットル入り赤ワインは同類商品の中で増加率が最も高かった。今年1月、京東超市が発表した年間食品ネット通販ランキングでは、18年の一人前商品の売上高は同60%以上増加し、代表的商品の「熱源つきミニ火鍋」はとりわけ驚異的な伸びを示した。これまでに熱源つきの参鶏湯、スペアリブ丼、バーベキュー、トリ串煮込みポーポージー、ピリ辛煮込み冒菜、すき焼き、プデチゲ(部隊鍋)などが相次いで発売されている。

一連の数字からわかるのは、「空の巣青年」から始まった「お一人様経済」が発展しつつあること、新たな消費のラベルになったこと、品質が向上していることだ。「お一人様経済は常に孤独を表しているわけではなく、『一人前』が特徴ということだ。消費者は『一人で食事』の魅力に気づき、『一人で気兼ねの要らない』消費体験を好むようになった」とみる人もいる。

業界関係者は、「一人前をメーンに扱う業態が単身層向けにより多く消費の入り口を準備し、機能がますます細分化された『お一人様に寄り添う産業』が切れ目なく繰り返し新製品を打ち出しており、消費高度化周期の転換点にさしかかったといえる」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年2月26日

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