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中国の若者に浸透のクレジット消費は「助け舟」それとも「アヘン」?
  ·   2019-02-25  ·  ソース:
タグ: 過剰消費;若者;経済
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 80後(1980年代生まれ)、90後(90年代生まれ)が消費市場の「主力」となり、「今月購入し、次月に返済」という消費スタイルもすでに目新しいことではなくなってきている。清華大学中国経済思想・実践研究院がこのほど発表した「2018中国消費クレジット市場研究」によると、2018年10月の時点で、中国の消費金融は84兆4500億元規模に達している。中国青年報が報じた。

「過剰消費」に陥り、返済期限が1年以内のクレジット商品を利用しているのは主に若者となっており、日常的な消耗品や衣類、電子機器の購入や家賃の支払いに利用している。

長年、消費文化を研究している蘭州大学新聞・伝播学院の劉暁程・准教授は、「西洋の消費文化や中国国内の産業構造、経済発展など多くの要素が重なり、若者の過剰消費や個人の楽しみや体験を重視するといった消費文化の新しい特徴を見ることができる。彼らは後先を考えず、今のことしか考えていない」と指摘する。

お金を使うというよりゲーム感覚に 

支付宝(アリペイ)の2018年の年間利用明細を見て、ゲーム業界で働く趙■さん(■は品の口が金)は心底驚いた。なぜならこの1年間で、支付宝を通じて8万元(1元=約16.45円)も消費していたからだ。この金額は趙さんと同年齢の人の96%を上回る数字だった。そのうち一番多かったのは食費で、デリバリーを218回も利用していたこともあり、2万元以上に達していた。このほかに交通費、文化・教育・娯楽の順に合わせて3万元を使っていた。

趙さんは「アリペイが提供するクレジット業務・花唄の数字を見ていると、お金を使っているというより、ゲーム感覚。そのような『幻の富』が自身の消費欲を掻き立て、1000元多く使っても、1000元少なめに使っても、大した変わりはないと感じるようになってしまった。せいぜい期日通りに返済できない時に、生じる高額の利子がもったいないと感じるだけだ」と、自分の「衝動買い」の原因について分析している。

90後を見ると、趙さんと同じような道を歩んでいる人が1000万人以上もいる。支付宝が17年に発表した「若者の消費・生活報告」によると、90後の若者1億7000万人のうち、4500万人以上がクレジットサービス「花唄」に登録し、90後のユーザーの約4割が支払いの時に「花唄」を優先的に利用するように設定している。

大半の若者が「今月購入し、次月に返済」という消費スタイルに過度に依存しているだけでなく、「自分へのご褒美消費」や「利用明細上だけの貧困脱却」といったように、こうした現状を揶揄するネット用語まで生まれている。

そのうち、重要な位置を占めているのが大学生だ。調査会社・艾瑞諮詢(iResearch)が発表した「2018年大学生消費洞察報告」によると、大学生が自由に使える金額は1ヶ月当たり1405元で、うち、非生活必需品に593元使っていた。用途は交際や娯楽、菓子や飲み物、靴・帽子・衣類、スキンケア・コスメなどだ。また、「今月購入し、次月に返済」という消費意識が強く、大学生の50.7%がローンを利用したことがあった。

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