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人民銀が準備率引き下げ範囲拡大 小規模零細企業を支援
  ·   2019-01-07  ·  ソース:
タグ: 銀行;預金準備率;経済
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一方で、市場には、「年初に大量の流動性を放出するというのは、金融政策の大規模な調整を意味するのではないか」との疑問も出ているが、実際はそうではない。中央経済政策会議は、19年も安定的な金融政策を引き続き実施するとの方針を明確にし、安定的な金融政策では緩和と引き締めを適切に行い、流動性の合理的なゆとりを維持する必要があるとの見方を打ち出した。またタイミングをみて事前の調整や微調整を行い、全体的なニーズを安定させるとしている。

明明さんは、「このたびの調整は政策の微調整に過ぎず、金融政策は安定を保っており、低コストの流動性を大量に放出して資金不足を補うだけのことだ。最近、人民銀は中長期の流動性の放出を強化する一方で、春節(旧正月、今年は2月5日)前後の短期の流動性の放出も合わせて行い、金利の安定をはかっている」と説明する。

18年の最後の営業日の短期金利は目立って上昇し、上海銀行間取引金利(Shibor)をみると、翌日物金利(オーバーナイトレート)は2.554%となり、前営業日比108.4ベーシスポイント(bp)上昇した。

人民銀は年度末の資金の安定をはかるため、最後の2日間の営業日に4800億元規模のレポ取引(リバースレポ)を行い、流動性4500億元を投入した。19年になるとまた、2営業日連続で1千億元規模のレポ取引を行った。

3日に発表されたShiborでは、各期の金利が2日続けて下落。うち翌日物金利は1.968%で同33.2bp低下し、7日物金利は同8.7bp、14日物金利は同12.9bp、1ヶ月物金利は同11.6bp、それぞれ低下した。

中央経済政策会議は、民間企業と小規模・零細企業の資金調達の難しさや高額の資金調達コストの問題を着実に解決する必要があるとの方針を明確に打ち出した。専門家は、「今年の金融政策は民間企業と小規模・零細企業の資金調達をめぐる事前調整や微調整がさらに強化され、続いてより多くの政策ツールが打ち出され、企業の資金獲得の可能性がさらに高まり、資金調達コストは低下することになる」と予想する。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年1月7日

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