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中日協力の新たなプラットフォームとなる「一帯一路」
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· 2018-09-21 |
タグ: 中日協力;「一帯一路」;経済 | 印刷 |
▽地域の発展を推進
アナリストは、「グローバル化が絶えず進行する今日にあって、各エコノミー間の結びつきがますます強まり、保護貿易主義という逆流が出現したものの、地域協力の持続的な深化こそが大きな流れだ。中日が『一帯一路』建設での協力を強化すれば、北東アジア地域の発展にプラスになる」と指摘した。
谷口氏は、「今年5月に行われた日中韓3ヶ国首脳会談では、3ヶ国間の自由貿易協定(FTA)の交渉を加速し、二国間・多国間の経済貿易関係を段階的に強化することに同意した。これは重要な意義をもつことであり、東アジア経済の一体化プロセスをさらに推し進めるものとなる」と述べた。
明治大学の纐纈厚特任教授は取材に対し、「中国経済はすでに飛躍的な発展を遂げ、巨大な発展の潜在力も有する。(中日の)経済貿易協力を強化することは日本が経済の現状を改善するのを後押しするとともに、相互利益も実現する。韓国や朝鮮を含む北東アジアにさらに影響を及ぼし、協力の成果をアジア全体に拡散することになる。長期的には、『一帯一路』が関係国の二国間協力や多国間協力で重要なテーマになることは間違いない」と述べた。
瀬口氏は、「ここ数年、アジアの持続的発展にともない、世界経済でアジアが演じる役割がますます重要になっている。中国や日本といった地域の中心的国家の役割がとりわけ重要であり、相互の協力を積極的に強化して地域全体の発展を誘導し、世界経済により大きく寄与しなければならない。『一帯一路』は関係国、関係地域のインフラ建設の向上に力を与え、地域全体の経済発展に積極的に寄与するものとなる」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年9月21日
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