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中国、「ペット経済」が爆発的成長 2兆円規模の市場に
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· 2018-07-17 · ソース: |
タグ: 中国;「ペット経済」;経済 | 印刷 |
最後のお別れにも需要
一つの産業が爆発的に成長すると、一連の関連産業の成長も促す。「ペット経済イノベーション産業報告」は、ここ数年のペット専用の葬儀業に言及しており、北京、上海などでは、ペットの墓地も登場し、2000-5000元(約3万3600-8万4000円)で取引されている。中国には現在、ペットが3000万匹おり、毎年そのうちの10%が死ぬとすると、ペット専用の墓地の市場は10億元(約168億円)規模以上となる。この数字の背後には、大きな商機があるだけでなく、十数年の時を共にしたペットを最後までしっかりと見送るという、文明の進歩もある。
呉■(■は丹へんに彡)さんの「仕事場」は自宅の前にある喫茶店。そこで毎日、インターネットを使って客と連絡を取ったり、商品設計をしたりしている。
呉さんは14年に仕事を辞めて起業し、ペットの骨壺をデザインするようになった。大学の時にデザインを学んだ呉さんは、自分のアイデアに基づいてペットの骨壺をデザインし、ネット上で販売してみたところ、大人気になった。そして、顧客一人ひとりの「物語」を自身の公式SNSアカウントに几帳面に記録している。また、骨壺を買った顧客のペットに番号を付けており、その数はすでに2000番にまで達した。その他、墓石や装飾品、ネックレスなどの関連商品の開発も試みている。一人で経営している淘宝のショップの売り上げは毎月10万元(約168万円)に達している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年7月17日
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