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新たな活力を放ち、新たな枠組みを切り開く
――京津冀協同発展戦略実施4周年
  ·   2018-02-26  ·  ソース:北京週報
タグ: 京津冀;環境;経済
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一体化が心理的距離を短縮

「振り子族」という新語がある。都市と都市の境界を越え、都市間を行き来して働き、生活する人々を指す。北京市・天津市・河北省が様々な交通手段で軌道上につながったことで、「振り子族」の幸福感が強まった。

河北省の涿州にある自宅と北京にある会社の間の距離は、張依さんにとって心理的に非常に遠かった。その距離を縮めたのが高速鉄道だ。

京津(北京・天津)都市間延長線、津保(天津・保定)鉄道、張唐(張家口・唐山)鉄道などが完成・開通し、京張(北京・張家口)、京霸(北京・覇州)、崇礼鉄道などが建設を加速している。北京・天津間では2017年5月から定期券制が導入され、京津冀環状列車、朝晩の通勤ライナーが運行を開始し、首都から放射線状に広がる「30分通勤圏」のカバー地域は次第に拡大している。

京津冀協同発展の実績には、ほかにも2つ重要事項がある。1つは所得格差の拡大傾向に歯止めがかかったこと。2017年の第1~3四半期、河北省の住民1人当たり可処分所得は前年同期比で9.3%増え、伸び率は北京と天津を上回った。2つ目は人口規模コントロールがひとまず効果を上げたことだ。2014年以降、北京市の常住人口は増加数、伸び率ともに減少し続けている。2017年末、北京市の常住人口は2170万7000人、2016年末より2万2000人減となり、0.1%下がって、2000年以来初めてマイナス成長となった。

現在、北京市・天津市・河北省の国道高速道路には他の道とつながっていない道路があるが、それらの貫通に向けて建設が加速し、国道の「ボトルネック区間」が徐々に消滅しようとしている。京台(北京・台北)高速北京区間、京秦(北京・秦皇島)高速天津区間、首都地区環状線高速張承(張家口・承徳)区間などが開通し、津石(天津・石家荘)高速、太行山高速などの工事が順調に進んでいる。北京新空港主体工事は累計で330億元余りを投資し、空港ターミナル主体構造は天井部分の工事が全面完成した。

「北京週報日本語版」2018年2月26日

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