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上海で「無人レストラン」が開店、その将来性はいかに
  ·   2017-11-24  ·  ソース:
タグ: 無人レストラン;ハイテク;経済
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ハイテクで「四高一低」解決

人手の代わりにハイテクを採用することが「無人飲食業」の核心だが、その具現化の形式となると様々だ。注文係やレジ係の代わりにインテリジェントシステムを採用するほかにも、店頭で客を出迎えるロボット、インテリジェント調理マシン、インテリジェント調理販売機なども「無人」という概念に関連してくる。 

今年9月、中国初の無人ファストフード工場が開業した。この工場には1人も調理担当者がいない。米や野菜、肉類など原材料を設備にセットすると、1時間もたたないうちに料理が出来上がる。同工場では、工場棟の家賃、水道・電気代、毎月の設備点検・メンテナンス費用を支払うだけでよく、従来のファストフード企業と比べ、人件費を90%以上節約できる。 

飲食業の「四高一低」(高い家賃、高い人件費、高い食材費、高い水道・電気代、低い利益)は、「無人レストラン」出現を直接的に後押しした要因だ。 

取材に応じたレストラン経営者の多くが、「飲食関連消費は年ごとに増えているものの、現在の飲食業はそれでも経営が大変だ」と言う。北京を例にすると、レストランの家賃は年を追うごとに、しかも驚くほどの上がり幅で高くなっている。しかも北京の人口が周辺に分散していくにつれて、インターネットの刺激の下で多くの伝統産業が次々に業界の垣根を越えて飲食業に参入し、飲食業経営は日増しに難しくなっている。 

このほか、各社会保障制度が整備されるにつれて、飲食業の人件費も上がり続け、数年前は2000~3000元だった店員の平均給与が、今では4000~5000元になっている。 

中国食品産業評論家の朱丹蓬氏は次のような見方を示す。「『無人レストラン』は飲食業界発展の産物であり、業界発展の重要な趨勢の1つでもある。このモデルは人件費を減らすと同時に、レストランのデータ収集や分析にとっても役立つ」。

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