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上海で「無人レストラン」が開店、その将来性はいかに
  ·   2017-11-24  ·  ソース:
タグ: 無人レストラン;ハイテク;経済
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伝統的な飲食サービスはインターネットによって書き換えられつつある。クーポン共同購入、ネット注文フードデリバリーに続き、「無人レストラン」がこの分野で新たな話題となっている。先ごろ、ファストフードチェーンのdicosが、「無人セルフサービス」での食事体験を打ち出す初の「無人インテリジェント・レストラン」を上海でオープンさせた。人件費と家賃の高騰、そして技術の躍進、特にモバイル決済の普及が、「無人レストラン」の出現を後押しした主な要因だ。 

dicos「無人レストラン」登場

11月9日、dicos初の「無人インテリジェント・レストラン」がその親会社である頂新集団上海本社の1階で開業した。同レストランはdicosとスマートフォン決済サービスの「微信支付(ウィーチャット・ペイ)」が提携し、主に「無人セルフサービス」の食事体験を提供する。店内には店員やレジ係がおらず、消費者は無料インスタントメッセンジャーアプリの「微信(ウィーチャット)」で注文や支払いなどを済ませ、セルフサービスで料理を受け取って食事をする。全く新しいインテリジェント注文システムを採用しているため、従来の注文方法と比べ、消費者の注文プロセスはより簡単でスピーディーなものになっている。 

しかし、dicos未来店の「無人セルフサービス」が主に体現されているのは注文や支払いなどの面で、調理はやはり人が担当する。消費者が微信で2次元コードを読み取って注文すると、厨房は注文情報を受け取ってその場で調理を行い、出来上がった料理を受け取りボックスに置く。料理が出来上がった旨の知らせとパスワードを受信した消費者は、受け取り口の透明パネルにパスワードを入力して料理を受け取るしくみだ。受け取り口は12個あり、従来の料理の受け取り方法と比べ、客が列に並ぶ時間を大きく減らすことができる見込みだ。 

全く新しい注文システムと透明パネル付きの受け取り口を採用しているため、dicos「無人インテリジェント・レストラン」は会計や接客などに割く労力が省かれている。dicosの関連責任者は記者の取材を受けた際、「従来の店舗と比べ、dicos未来店は人件費を30%前後節減した」と明かした。 

しかし、減ったものもあれば増えたものもある。dicos未来店では、ハンバーガー、サラダ、スムージーなど、その場で調理する商品を強化した。「dicos未来店は主にインテリジェント注文、その場で調理という2つの部分に分かれる。2018年初めまでに、全国の半数以上のdicosレストランでインテリジェント注文システムを採用し、その場で調理する商品は上海など一線都市で推し進めていく計画だ」と前出の責任者は言う。

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