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アップル新製品の襲撃に負けない中国製携帯電話
  ·   2017-09-19  ·  ソース:
タグ: アップル;新製品;経済
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▽技術はアップルを追い越し中

今回発表された8は「iPhone7」(アイフォーン7)とあまりにも似ており、市場はXにより注目するようになった。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)によれば、XはiPhone史上「最大の飛躍」だという。だがXが打ち出す技術上の注目点は、アップルが先行者ではない。

Xの最大の売りである全画面デザインは、端末本体における画面の比率をできる限り大きくするというものだが、昨年10月25日に小米が発表したコンセプト機の「小米MIX」は、中国メーカーとして初めて全画面デザインを採用している。vivoや金立や華為も今年9月下旬から10月中旬にかけて、全画面デザインの新製品を発表すると相次いで宣言した。

Xのもう一つの売りは指紋認証が顔認証に変わったことで、クックCEOは「指紋認証は他人が認証を突破する確率が5万分の1だったが、顔認証はわずか100万分の1だ」と述べた。だが顔認証はXの前に発表された小米「Note3」や華為「栄耀Magic」にすでに搭載されている。

チップの分野では、華為が独自開発した麒麟970が同じくらい力強い。華為の消費者業務担当の余承東CEOは、「麒麟970には10ナノメートルの技術が採用され、チップに詰め込まれたトランジスタは55億個に上り、性能は20%向上するとともに、エネルギー消費量は50%低下した。数量に限って言えば、Xに搭載されたA11プロセッサのトランジスタは43億個で、華為に軍配が上がる」と述べた。

中国政法大学知的財産権研究センターの李俊慧特約研究員は、「携帯電話のデザインだけでなく応用でも、熱い期待の寄せられるXは中国産スマートフォンより半テンポ遅れている。世界が相互接続する環境の中、新技術のトレンドや開発周期が短縮しており、AI、モノのインターネット(IoT)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)などを含む新たな技術、新たな応用の融合では、中国製スマートフォンはアップルやサムスンと同じスタートラインに立っている。一連の新技術や新応用は他国に先駆けてすでに中国製端末に搭載されており、アップルとサムスンは後追いで搭載しているに過ぎない」と述べた。

技術が横並びで一斉にスタートするなら、中国製端末の価格面での優位性はより顕在化する。たとえばXの中国での価格は8388元(1元は約17.0円)からだが、小米MIX2は3299元からだ。市場調査機関・第一携帯電話界研究院の孫燕■(風にょうに火を三つ)院長は、「iPhoneXはこれほど高額ながら、性能にそれほど大きな違いはない。携帯電話の消費者も徐々に成熟して理性的になってきており、他社の携帯が引き続きアップルの市場シェアを奪うだろう」と予測した。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年9月19日

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