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夏休み教育旅行がじわじわ人気 国内名門校体験など
  ·   2017-07-06  ·  ソース:
タグ: 夏休み;教育旅行;経済
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細分化されたニーズをみると、海外家族旅行を選択した親たちの予算は6千元(約9万9766円)以上が一般的で、基本的に目下の市場での主流商品の価格水準に相当するといえる。

夏休み家族旅行の行き先では、日本、シンガポール、オーストラリア、米国、英国、フランス、イタリア、ドイツ、カナダが特に人気がある。国内では麗江、三亜、北京、上海、張家界、青島、香港などが最も人気だ。行き先を選ぶ際、親たちが真っ先に考えるのは子どもが楽しめるコンテンツがあるかどうかで、たとえば東京ディズニーランドは東京ルートを選択する際の重要な要因だ。上海ディズニーランドも上海に大量の家族旅行の旅客を呼び込んでいる。

周辺エリアの家族旅行では、ウォーターアクティビティ(水世界など)、テーマパーク、動物園(水族館)の人気が高い。  

▽教育旅行がじわじわ人気に 体験型旅行商品を歓迎

家族旅行市場と密接な関係がある細分化されたニーズの一つである夏休み教育旅行が、ここ数年じわじわと人気を集め、産業の規模が拡大を続けている。

同程が提供した夏休み教育旅行の消費情勢データをみると、国内の名門校で学ぶルートが親たちに最も人気があって42%を占め、次は伝統文化や歴史的遺跡などを尋ねるルートで20%に上り、3位は科学研究機関や博物館などの見学で14%を占める。科学館やテーマ性のある夏季キャンプといった従来型教育旅行商品の人気も高い。その一方、海外の教育旅行ルートを選ぶ人は相対的に少なく、ハイエンドタイプに分類されるという。

国内の名門校で学ぶルートは非常に人気があり、北京、上海、天津など名門校を多数擁する都市が自ずと夏休み国内教育旅行で最も人気のある目的地になる。同程のデータでは、北京、上海、天津、深セン、広州、南京、杭州、廈門(アモイ)、武漢、西安が今年の国内教育旅行の10大人気都市だ。

海外教育旅行の行き先としては、米国、フランス、カナダ、イタリア、ニュージーランド、ドイツ、日本、シンガポール、オーストラリアが最も人気がある。こうした国には世界的な有名大学が集まっており、家族たちの間で人気が高い。

具体的な商品の内容をみると、たくさんの有名大学を駆け足で回って見学するといったタイプの旅は親たちに歓迎されず、名門校で教室の雰囲気を味わったり、有名教員の講座に参加したり、名門校の教員や学生と交流したりするタイプの商品が非常に人気がある。ハイエンド海外教育旅行ルートの中には、子どもたちにホームステイをさせ、現地の文化を深く体験させて、将来の留学に備えるというものもある。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年7月6日

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