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中国の融資は相手国の負担にならない
本誌評論員 蘭辛珍  ·   2017-06-20
タグ: 一帯一路;中国の融資;経済
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このような国の人々が「中国の融資は政府債務負担を重くする」と考えるだろうか?答えはノーである。インドネシア最大の民間銀行であるバンク・セントラル・アジア(BCA)のチーフエコノミストを務めるデービッド・サムアル(David Sumual)氏は6月8日、「一帯一路」国際協力サミットフォーラム期間中に新華社記者の取材を受けた際、「『一帯一路』構築は関係国、特にASEAN諸国の経済成長にとって重要な促進作用がある。『海のシルクロード』上の支点国家であるインドネシアは『一帯一路』構築がもたらす貿易・投資の利益を受けている」との考えを示した。

スリランカ国家安全保障研究所(INSSSL)主任のアサンガ(Asanga)氏も新華社記者の取材を受けた際、「スリランカと中国は都市金融、水上運輸、電力などの分野に関する協力文書に調印し、南アジアないしは世界の水上運輸センターとなるというスリランカの夢の実現に向けて基盤を固めた」との見方を示した。

中国の融資が現地経済の発展を促進していることは、事実によっても証明されている。例えば中国国家開発銀行はインドネシアの年産30万トンのニッケル鋼精錬プロジェクトに3億8400万ドルを融資。2015年4月、同プロジェクトは完成し、生産が始まっている。今年4月現在で、同プロジェクトは現地で1万1000人の雇用機会を創出し、現地税収貢献額は1億1000万ドルを上回り、現地の輸出を1億3000万ドル以上促進した。

中国国家開発銀行と中国輸出入銀行は中国の「一帯一路」構築支援における主要金融機関である。2016年末現在、この2行の「一帯一路」関係国に対する累計融資は1600億ドルを上回り、融資残高は1100億ドルを超える。

中国国家開発銀行の丁向群氏は5月11日に国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、「国家開発銀行の融資はプロジェクトの自己償還能力を非常に重要視し、主にプロジェクト自体によって生まれるキャッシュフローを償還財源としている。そのため、プロジェクト所在国の財政負担を増やしてはいない」と述べた。

融資リスクに対しては、世界中のどの金融機関も厳しく把握・コントロールしている。中国の金融機関も例外ではない。「一帯一路」構築のプロジェクト融資において、中国国家開発銀行は国際慣習と市場ルールに則って運営しており、あくまでも経済効果利益を生み、経済的に実行可能なプロジェクトを選んでいる。目下のところ、ほとんどのプロジェクトで良好なキャッシュフローが生まれており、元利金返済は正常である。

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