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製造強国へ「メイド・イン・チャイナ2025+X」
  ·   2017-02-17  ·  ソース:
タグ: 中国;製造強国;経済
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工業情報化部(省)など3部門がこのほど共同で「製造業人材発展計画の手引き」を下達した。これにより「メイド・イン・チャイナ2025」の「1+X」計画体系の全貌が明らかになった。「メイド・イン・チャイナ2025」はグランドデザインが基本的に完成し、全面的な実施の段階に入った。「人民日報」海外版が伝えた。

この「1」とは「メイド・イン・チャイナ2025」を、「X」とは関連の11文書を指す。国家製造業イノベーションセンターの建設、工業の基礎強化、スマート製造、グリーン製造、ハイエンド設備の革新の5大工程の実施の手引き、サービス型製造業と設備製造業の品質ブランド発展の2大特定行動の手引き、新材料、情報産業、医薬産業、製造業の4大人材発展計画の手引きが含まれる。

▽優位点を目指す

2月13日、国産水陸両用機「AG600」の4台のエンジンがすべて初運転に成功した。同じく2月には、4500メートル級深海潜水用固体浮力材の大量生産が始まった。

ここ数年、メード・イン・チャイナが次々に飛躍を達成し、朗報が続々と伝えられている。有人宇宙飛行、有人深海潜水、大型航空機、「北斗」衛星測位システム、スーパーコンピューター、高速鉄道設備、100万キロワット級発電設備、1万メートル級深海石油探査掘削設備といった重要技術設備の方面で、国際競争力を備えたいくつもの優勢産業が形成されている。  

「メイド・イン・チャイナ2025」は、いくつかの重大プロジェクトを実施し、率先的な飛躍を達成することを明確に指摘する。「1+X」計画体系では、5大工程の実施の手引きが重要な位置づけにある。実施の手引きが目指すのは、製造業の発展を制約するボトルネックや短所を乗り越え、未来の競争における優位点をつかみとることだ。

北京大学中国戦略研究センターの特約研究員を務める「新生経済学」の提唱者の郭夏さんは、「世界各国が工業のスマート化を加速させることを背景として、中国の製造業は目下の貴重なモデル転換・バージョンアップの戦略的チャンスをしっかりとつかまえ、革新による駆動を突出させ、開放的な競争を強化し、またネットワーク経済に依拠して、才知のウェイトを高めている」と話す。

▽インターネットの力を借りる

ユーザーがネットで「赤ちゃんにぴったりの音の静かなエアコンはないですか」とたずねると、すぐに工場に連絡が入り、工場は静音型イオン送風技術でニーズに対応する。こうして成熟したオーダーメードのオリジナル製品が誕生する。これは海爾(ハイアール)のセントラル空調インタラクティブ工場でみられる情景だ。

2月9日、ドイツのシュレーダー元首相がこの工場を見学し、スマート製造モデルを高く評価した。評論によると、「『インダストリー4.0』の提唱国の元政府トップが見学に訪れたことは、海爾を代表とする中国製造業が世界の注目を集めるようになったことを十分に物語るもの」だという。

国家行政学院情報技術部の丁文峰部長は取材に答える中で、「『インターネットプラス』はスマート製造の実施における重要な支えであり、次世代工業革命のシンボルマークだ」と述べた。  

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