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シノペック地熱プロジェクト、暖房による温室効果ガスのゼロ排出は夢ではない
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本誌記者 鄧亜卿 · 2016-10-18 |
タグ: 地球温暖化;温室効果ガス;経済 | 印刷 |
2009年8月、新星公司は河北省雄県政府と「地熱開発協力協定」を結び、全県の地熱資源を統一的に計画し、全体的に開発し、管理を規範化している。7年間かけて、暖房面積が385万平方メートルに達し、雄県の市街区全体で地熱集中暖房を供給できるようになった。雄県は中国初の「無煙都市」になり、「政府と企業が協力し、統一的に開発し、技術が先進で、環境が保護され、住民が利益を受ける」という「雄県モデル」を作り上げている。
現在、「雄県モデル」は国家エネルギー局、各級政府及び社会各界から幅広く認められ、2014年2月、全国初の地熱活動会議で正式に推し進められるようになった。国家エネルギー局は、「雄県モデル」は技術の面で成熟し、経済的に実行可能であり、普及が可能だと指摘している。中国工程院院士(学士院会員)の曹耀峰氏は、「『雄県モデル』は中国の地熱エネルギー開発利用の新時代をスタートさせた。影響は計り知れない」と指摘している。
「北京週報日本語版」2016年10月18日
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