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英国の脱EU 中国の投資に大きな影響なし 李稲葵氏
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· 2016-06-29 |
タグ: 英国;脱EU;経済 | 印刷 |
李教授は、「中国企業の英国も含む欧州への投資には2つの柱がある。1つは不動産の購入、もう1つは金融会社によるハイテク企業の合併買収(M&A)だ。この2つの投資は英国の今後の脱EUの進展による影響を受けないと確信する。こうした投資がパワーを発揮したりはたらきかけたりする主なポイントは、英国の経済にとってメリットになるからだ」との見方を示した。
李教授の説明によると、「2つめの柱では英国に工場を建設し、ここを拠点として英国のEU加盟国の地位を利用して欧州大陸で事業を展開し、ゼロ関税のメリットを享受する。こうした投資には影響があるかもしれないが、自分の見たところその可能性は非常に低いと言える。このような投資は英国には少なく、ルーマニアやハンガリーなどの東欧に多いからだ。全体として、中国の対英国投資は英国が最終的に本当にEUを離脱するという最悪のケースになったとしても、それほど影響を受けることはない」という。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年6月28日
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