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2016年、国民の経済生活はどうなるのか?
  ·   2016-02-22  ·  北京週報
タグ: 国民;経済生活;社会
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物価上昇率は約1%に  

2015年、中国の物価趨勢は安定し上昇率も低水準にとどまったが、ネットユーザーを対象とした調査によると、「2016年に物価は上昇するか」が依然として第一の関心事となっている。  

国家統計局中国経済景気監視測定センターの潘建成副主任は、「全般的に見て、多方面からの影響を受け、CPIは1%となり、ほぼ安定を維持する可能性が高い」との見方を示しており、次のように述べた。「2015年も穀物が豊作で、豚肉の価格反騰が止まったため、時折野菜価格変動の影響を受ける以外は、2016年の食品価格は安定を維持する可能性が高い」。  

所得の伸びは低所得層のほうがより顕著に  

今年、住民所得は全体的に引き続き伸びると見られる。出稼ぎ労働者の所得は一段と保障されるだろう。ただし最低賃金増加の余地は限られている。  

2015年は経済成長が鈍化したが、住民全体の1人あたり可処分所得実質伸び率は7. 4%で、同期GDP成長率の6 . 9%を上回っている。  

今年、住民全体の所得は引き続き伸びると見られる。そのうち、低所得層の収入の伸び幅が相対的に大きくなるだろう。GDPの成長率を上回ったことのほかに、2015年の所得についてのもう1つのハイライトは、都市部と農村部の住民所得格差の縮小である。農村部住民の1人あたり可処分所得の伸び率は都市住民所得の伸び率を上回り、8.9%に達した。都市部と農村部の住民所得格差は2.73倍となり、前年より0.02ポイント縮小した。  

人力資源・社会保障部労働工資研究所研究二室の劉軍勝主任は、「今年もこうしたいい傾向が続くだろう」とし、次のような見方を示している。2016年の所得の重点は依然として「低所得層の所得拡大」である。一連の改革措置、扶助政策はいずれも低所得層の所得拡大を目指している。  

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