現在中国は経済規模で世界第2位、貿易規模は世界第2位から第1位に上昇し、実質ベースの外資導入規模は2014年に初めて世界第1位となり、2014年の対外直接投資は1231億2000万ドルで世界第3位となった。中国は開放型経済を通じて世界経済の中心的大国へと向かっている。これは大きな趨勢であり、中国経済成長の原動力でもある。中国経済は各面で「開放」と緊密に連なり、世界の資源は中国へと向かい、中国も海外進出によって世界の資源配分に参加している。中国は自由貿易圏戦略と「1ベルト、1ロード」建設を通じて、世界をカバーする高水準の自由貿易圏網を徐々に築き、地域と世界の経済が共に繁栄を享受する新構造を描き出している。

中国の開放は21世紀のグローバル開放型経済の再構築に寄与する。中国は自由貿易圏戦略を推進し、世界経済との深い融合を堅持することで、開放型世界経済を力強く再構築し、現有の国際貿易体制の有益な補完を形成し、国際貿易・投資の活力を引き出し、中国さらには世界経済の成長に強大な原動力を提供し、世界のために新たな成長源、原動力を築く。（編集NA）

「人民網日本語版」2015年11月25日