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「スマート駅」を構築、南京南駅のCO2排出量を7163.48トン削減
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· 2022-01-25 · ソース:人民網 |
タグ: スマート;鉄道;文化 | 印刷 |
高速鉄道南京南駅の待合ホールで24日、多くの乗客が異なるエリアの天井の照明の明るさが異なることに気づいた。A1エリアの天井の照明は半分しかついておらず、B4エリアの照明は全開で、B10エリアの照明はついていたり、ついていなかったりしていた。これは故障ではなく、同駅の「スマート駅」システムによるスマートな調節だ。科技日報が伝えた。
京滬(北京-上海)高速鉄道5大ハブ駅の一つとしての南京南駅は、総建築面積は38万7000平方メートル超。中国国内でこれほど大型の駅で毎日消費される水、電気、ガスは一般の駅の2倍以上だ。
南京南駅党総支書記の祖韜氏は、「以前は乗客の待合中の快適性を高めるため、屋内外の照明、空調、エスカレーター、LEDディスプレイ、音声放送システムなどの大出力設備のフル稼働を行っていた。旅客の体験は改善されたが、エネルギー消費量も増えた」と述べた。
南京南駅は2019年より、照明の条件、旅客のピークなどの異なる時間帯と待合環境に基づきスマート設備を導入し、「スマート駅」の原形を構築した。
うち南京南駅が使用開始した「スマート管理プラットフォーム」は、駅の1万以上の制御設備に対して集積化、スマート化制御を行い、プラットフォームと待合室の照明システムを統一的にリモートモニタリングシステムに更新。プラットフォームのディスプレイ、各待合エリアの照度センサーを取り付けることにより、待合室とプラットフォームの照明器具が使用環境の明暗に基づき自動的にスイッチを切り替え、自動的に使用する照明を増減できるようにした。
申鉄傑能情報公司南京南総合作業エリアのエンジニアを務める薛威氏は、「各エリアに照度センサーを設置するほか、以前の毎月の電力消費量、駅内のリアルタイムの照明強度、駅内のリアルタイムの乗客の流れなどのデータを研究・比較し、スマート管理プラットフォームに各種照明制御プログラムを設計した。環境照度を踏まえた上で乗客の流れというパラメータを加え、全照明・半照明・4分の1照明など複数のモードを設定した。毎日の定時点灯、需要に基づく点灯、エリア別の点灯といった複数シーンの需要を満たし、照明の面で工夫した」と説明した。
南京南駅の「スマート駅」改造工事がほぼ完了している。5000台以上の機械・電気設備と情報設備の改造により、2021年は電力消費量を508万7900kWh、蒸気を2万4700トン、二酸化炭素排出量を7163.48トン削減した。これは標準石炭の使用を2755.19トン削減するのに相当し、年間のエネルギー消費支出を821万3700元(1元は約18.0円)節約した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月25日
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