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世界スマート大会、注目のハイテクを総まとめ
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· 2019-05-21 · ソース:人民網 |
タグ: スマート;ハイテク;文化 | 印刷 |
◆5G遠隔運転
本大会の中国移動の展示ブースでは、ドライブシミュレーターが来場者の注目を集めた。車の前にある6枚の大型ディスプレイには、運転手が目視する各アングルやスピードといった車両の状況が表示されていた。「これは5G遠隔操縦で、ここにいるだけで遠く離れた北京にある実際の自動車を運転できる」。天津移動のスタッフによると、同技術は5Gネットワークの広帯域・低遅延の特徴によって実現される。主に自動運転もしくは遠隔操縦などのシーン(車の遠隔引取、特殊エリアでの作業、災害救助など)で活用される。
◆「音声対話音楽リクエスト」イヤホン
特許出願件数がすでに1400件を超える国内デジタル音楽サービス業者の酷狗音楽の展示ブースで、多くの来場者が最新の「音声対話音楽リクエスト」イヤホンを体験していた。この技術により人々は休憩、勤務、学習、もしくは旅行の最中に、スマホを使いより便利かつクールに音楽を楽しむことができる。酷狗音楽スマート技術責任者によると、音声認証技術はすでに成熟しており、一般的な事務環境での音楽認証の精度は99%にのぼり、認証にかかる時間は平均4秒ほどという。
◆スマート健康「魔法の鏡」
「鏡よ鏡、今日の私は美人になった?」と問いかけると、鏡にはリアルタイムで「睡眠」、「情緒」、「肌」など一連の健康指標が表示される。直観的なアイコンにより、朝鏡に向かい化粧するときに健康状態を全面的に理解できる。天津微甄科技有限公司のCTOによると、この「魔法の鏡」と呼ばれる製品は単純な化粧鏡ではなく、スマートホームの一部だという。ディスプレイやプレイヤーになり、画像や音声などの情報を示すと同時に、Wi-Fiによりその他のウェアラブルデバイスとつながりデータを共有し、一連の個人健康モニタリングシステムを構築する。タッチパネルと音声交流により、健康モニタリング情報をリアルタイムで伝える。
◆5GプラスVRクラウドレンダリング
白い座席を360度動かし、空と海の中をぐるりと見渡す。この動く椅子に座りVRゴーグルを着用すると、艦載機パイロットの気分を味わえる。これは歌爾創客有限公司の展示ブースに設置されたVR体験設備だ。同社マーケティング責任者の翟慶氏によると、同設備の見所はVR画像・画面のクラウドレンダリングの実現だ。VR技術は現在、グラフィックカードの制限により、動画処理で大規模な消耗が生じる。将来的に5Gネットワークによりターミナルサーバーを通じレンダリングを行い、これをVRゴーグルに移すことで、製品の形態と性能を大幅に向上させることができ、末端の商業応用のコストを大幅に削減する。
◆授業中の学生の表情を識別
「喜んでいる、目をつぶっている、口をすぼめている、注意を払っている」。記者の表情の変化に伴い、このようにディスプレイがその表情の分析を行った。これは教室スマート総合評価・測定システムで、カメラと関連プログラムにより教室内の学生の細やかな表情を読み取り、彼らの活気、注意力、集中度、思考状況などの点数をつける。職員によると、同システムは学生の教室内の情緒の変化を観測することで、教員による受講状況の評価をサポートする。また同システムは学生の教室内における長期的な状況を観察することで、その成績が変動する原因を分析できる。保護者もこれらの客観的なデータ分析により、子供の学習状態をより詳細に理解し、個人に特化した教育プランをより良く策定できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年5月20日
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