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北京冬季五輪まであとわずか、「中国デザイン」を一緒に見てみよう
本誌記者・顧思騏  ·   2022-01-13  ·  ソース:北京週報
タグ: 冬季五輪;デザイン;文化
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食事:世界の料理と北京の特色

今大会の食事では、678種類という多彩なメニューがあり、中国国内外の料理を提供する。その中から、北京の二つの料理を紹介しよう。

木須肉は、以前は「木犀肉」と呼ばれ、スライスした豚肉を卵やきくらげなどと一緒に炒める中国北部の家庭料理である。炒めて細かくなった黄色い卵がモクセイの花に似ていることから「木犀肉」という名前が生まれ、次第に音が変化して「木須肉」と呼ばれるようになった。

また、「驢打滾」も中国北部の地元に根ざしたおやつである。中にあんこを包み、外側にきなこをまぶしたもので、おいしそうな匂いがこの上なく食欲を誘う。名前の由来は外側のきなこが、郊外でロバが転がった際に舞い上がる黄土に似ていることから、「驢打滾(ロバが転がる)」と呼ばれるようになった。

宿泊:細部まで徹底したバリアフリー施設

オリンピック選手村は世界中から集まる選手やコーチ、随行スタッフが大会開催中に泊まる場所であり、宿泊、飲食、娯楽、余暇などのサービスを提供する。

今回の北京冬季オリンピックは、北京、延慶、張家口の3つのゾーンで行われ、それぞれ選手村が設けられている。

北京ゾーンの選手村は、北京オリンピック公園のコアエリアの南部に位置し、現在20棟のマンション、一つのオフィスエリアおよび一つのプラザエリアで構成されている。

ここのマンションは、あらゆる面で人に優しくバリアフリーな設計がなされている。全室床暖房で、セントラルエアコンとフレッシュエアシステムも完備している。

客室内のバリアフリートイレは、車椅子が自由に出入りできる幅のスライド式ドアを採用し、洗面台、座便器、浴槽の蛇口の横には手すりが設けられている。

交通:便利で環境にやさしい

今大会の三つの競技ゾーンをつなぐため、1月21日から3月16日まで、北京冬季五輪列車が北京-張家口高速道路を走る予定だ。

特に注目すべきは、冬季五輪列車には、5Gで高解像度のライブ中継が可能な多機能車両があり、一部の車両にはスキー用品の収納ロッカーや車椅子置き場、バリアフリートイレなども備え付けられており、オリンピックにうってつけと言える。

また、環境に優しく、乗り心地が良く、寒冷地でも走行可能な水素燃料電池自動車も、今回の冬季五輪の目玉の一つだ。

「北京週報日本語版」2022年1月13日

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