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次々とブレイクスルーを実現した今年の中国テクノロジー界
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· 2020-12-31 · ソース:人民網 |
タグ: テクノロジー;科学技術;文化 | 印刷 |
中国の衛星測位システム「北斗」が世界の舞台に
7月31日、中国は世界に向けて、中国が独自に建設し、独立して運営する衛星測位システムが全面的に完成し、質の高いサービスを世界に提供し、人類に益をもたらす新たな歴史が幕を開けたと宣言した。
北斗3号は現在、世界初の多機能が一体となった衛星測位システムとなっている。北斗2号のショートメッセージサービスとの互換性を基礎に、中国とその周辺地域では送受信できる文字の数が漢字120文字から1000文字に、サポートできるユーザー数は50万人から1200万に増加した。また、世界のその他の地域では、漢字40文字のショートメッセージが送受信できる。その他、北斗3号のシステムは、SBAS(静止衛星型衛星航法補強システム)、国際捜索、高精度単独測位(PPP)、地上型衛星航法補強システム(GBAS)などの、さまざまなサービスを提供できる。
銀河麒麟OSV10を発表
8月13日、中国電子情報産業集団有限公司は、「銀河麒麟 OS V10」(Kylin V10)を発表した。長期に渡り中国のOS研究開発に注目している中国工程院の倪光南院士は、「麒麟V10が発表されることによって、国産OSの最新技術の実力、研究成果を見ることができる」と語った。
第3世代原発技術採用の原子炉「国和1号」を発表
9月28日、国家電力投資集団有限公司は上海で、中国が独自に開発した第3世代原子炉「国和1号」の設備開発が完了したと発表した。これにより、今世紀初めに実施が発表された第3世代原発技術の独自開発が全体的に完了し、中国の原子力発電技術は、第2世代から第3世代へと着実にアップグレードした。
三峡プロジェクトの完成検証が終了
中国水利部(省)、国家発展改革委員会は11月1日、三峡プロジェクトで実施されていた完成検証の全てのプロセスが完了したと発表した。これにより、三峡ダムの建設任務は全て完了した。同ダムの品質は規定、規範、設計の要求を満たし、全体的に良好な状態で継続して運営され、洪水対策、発電、水上輸送、水資源利用などの面で、大きな役割を果たしている。
衛星「高分シリーズ」が続々と打ち上げ
12月6日11時58分、中国は四川省の西昌衛星発射センターからキャリアロケット「長征3号 B」を使い、地球観測衛星「高分14号」を打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは無事に成功した。
今年、中国は衛星「高分シリーズ」の打ち上げに次々と成功した。9月7日午後1時57分、中国は、山西省の太原衛星発射センターから、「長征4号B」を使い、「高分11号02星」を予定の軌道に送り込んだ。「高分11号02星」は、中国航天科技集団五院が研究開発した、光学リモートセンシング地球観測衛星で、地上分解能は最高で準メートル級に達する。
8月23日10時27分、中国は、酒泉衛星発射センターから「長征2号丁」を使い、「高分9号05星」を予定の軌道に送り込んだ。その任務では、さらに多機能試験衛星、天拓5号衛星も打ち上げられた。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月30日
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