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スパイシーな口紅、あなたは使いたい? KFCが出した口紅に議論沸騰
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· 2020-08-18 · ソース:人民網 |
タグ: KFC;コスメ;文化 | 印刷 |
またKFCは、中国香港地区で「食べても大丈夫なマニキュア」を開発したこともある。このマニキュアには天然原料が使われており、爪に塗ってから5分待てば、なめても塗布効果が落ちないというものだった。このマニキュアには、「オリジナルチキン」と「スパイシーチキン」というケンタッキーならではの2種類の「フレーバー」があった。
日焼け止めクリームやマニキュアのほか、KFCはフライドチキン味のバスジェルを出したこともある。より本物感を出すために、ジェル容器の形までフライドチキンそっくりにし、さらにはアルミホイルで持つところを巻いてあった。特記すべきは、このフライドチキン味のバスジェルを湯を張った浴槽の中に入れると、揚げ油にチキンを入れた時のようにフライドチキンの匂いが拡散することで、KFCでしか味わえないユニークなスパ体験をすることができた。
KFCがまるで「本業そっちのけ」とばかりに、畑違いのコスメ業界にこれほどまでに興味津々な理由は一体何なのか?統計データによると、世界のコスメ業界では、数年前から市場規模が成長の一途をたどっている。ロレアルの年次報告資料によると、2019年、世界のコスメ市場規模は前年比5%増の2200億ユーロ(約28兆円)を上回った。プライスウォーターハウスクーパーズ(普華永道)は、「2021年までに、世界のコスメ業界の売上は年5千億ユーロ(約63兆円)を上回る」と予測している。
業界の枠組みを超えようとするブランドにとって、巨大規模のコスメ市場が第一の選択肢となるのは自然の成り行きといえる。とはいえ、業界を超えたマーケティングは面白みや新鮮さを生み出すことはできるものの、面白さを狙い注目を集めることのほかにも、ユーザーエクスペリエンスを重んじることも忘れてはならない。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年8月18日
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