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2019年ネットを賑わせたトピック総まとめ!
  ·   2019-12-30  ·  ソース:人民網
タグ: ネット;動画配信;文化
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冬になると気温が下がり、同僚らは手が冷えないようにと、耳あてと耳の間に携帯を挟んで配達先に電話していた。そして、そうしたシーンはその後、田野さんの微博アカウント「老四的快楽生活」の「日常」としてショート動画に登場するようになった。「耳あてで携帯を挟むと、問題なくしゃべることもできる。それとしょっちゅう鼻水を吸う音が聞こえているのは、とても寒いから」と田野さん。

同じく東北地方出身の董宝石さんは、実家を離れて、希望を抱いて都市に引っ越して暮らし始めた。

引っ越してすぐに、董宝石さんは、配車アプリ・uberを使うタクシードライバーを始めた。しかし、3日目には、道をよく知らなかったため、客に10元(1元は約15.64円)をお詫びに払う羽目になったほど。「道を全然覚えられないので、ドライバーは向いていないと思う。社長にも『お前はいい奴だけど、能力がない』と言われた」と振り返る。

しかし、董宝石さんが、それほど深く考えずにわずか2日で作ってしまったラップの曲「野狼disco」が人生を大きく変えることになろうとは、本人も全く予想していなかった。この曲が大ヒットし、董宝石さんはそのアルバムのタイトルから取られた「老舅」というニックネームで広く知られるようになった。

今年のラップコンテスト「中国新説唱(Rup of China)」で、彼は予選を順当に勝ち抜き、60秒の映像を撮影する前の夜、北京のライブで「野狼disco」を披露したところ、「龍を描く」のフレーズに会場全体で大合唱が起こり、董宝石さんは声を張り上げすぎて喉がかすれてしまったという。

董宝石さんは、「僕は成功を手にした。でも、成功したのは、『野狼disco』のおかげというよりも、ずっとライブをしてきたから」とカメラの前で語る。

「老舅」と呼ばれる董宝石さんと同じく、田野さんもショート動画で人気の火が付き、「老四」と呼ばれるようになった。

今年、田野さんは日々の暮らしを観察することで、「東北の世界」を描いた動画の製作を始めた。彼は一人で、男性も女性も演じ、数えてみると、5‐6役はこなしている。例えば、お酒の席で一気飲みをする兄、高校受験に気をもむ母親、噂話好きの近所の人、能力のない娘婿、娘びいきがすごい妻の母、一切を悟っているかのような気のいい妻の父などだ。

今年、李佳琦さんは、社会現象を巻き起こすライブ配信パーソナリティーとなった。そして、その口癖である「oh,my god!」、「買って、買って、買って」を、多くの人が口ずさむようになった。

そして、李佳琦さんのライブ配信に、多くの人気芸能人が出演するようにさえなった。

李子■さんは海外でも大人気のビデオブロガーとなっている。

動画共有サービス・YouTubeで、彼女のチャンネルの登録者数は780万人を超え、その動画のクリック回数は1千万回に達している。多くの外国人は動画を通して、魅力ある中国の伝統文化を知り、中国人、そして中国が好きになっている。

今年、耿帥さんは動画を通して、約40件のDIY「発明」を紹介した。

例えば、一定時間を走らないと檻が開かない強制ランニングマシン、料理の香りはかげるものの食べることができない機械、物理的に笑顔を作る笑顔補助器などだ。

現在、「役に立たない」から、DIY名人となった耿帥さんを、ネットユーザーらは、「無用エジソン」、俳優の樊少皇に似ていることから「保定の樊少皇(ルイス・ファン)」、そして彼の作品を「無用良品」と呼んでいる。

今年の夏、耿帥さんがCCTVのインタビューに応じてからというもの、彼の微博をたちまち多くのネットユーザーがアクセスするようになっている。「耿さんが作り出すものは全て無用な廃品」というトピックに、あるネットユーザーは、「こんな無用な廃品の数々が私たちにたくさんの楽しみを与えくれているのだから、あなたは本当に有用だ。ありがとう」と感謝の言葉を寄せている。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年12月30日

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