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重慶市、全域の3Dモデルフルカバーを実現
  ·   2019-04-17  ·  ソース:人民網
タグ: 重慶;情報;文化
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「3Dマジック重慶」と呼ばれている重慶市では、都市だけではなく地図も立体的ものができた。重慶市企画・自然資源局、重慶市勘測院は12日、重慶全市マルチソース・マルチスケール3D建設の成果を発表した。重慶市(8万2400平方キロメートル)で初めて市全域の各種データソース・スケールの3Dモデルのフルカバーを実現した。これは全国初の省級全域3Dモデルシステムでもある。科技日報が伝えた。

「従来の2D地図と比べると、3Dはより直観的で測ることができ、計算しやすく情報が豊富だ。これは国防・警備、都市計画、スマート交通、生態・環境保護、AI(人工知能)など数多くの産業の発展にとって重要な応用技術だ」。重慶市勘測院の向沢君副院長によると、市全域の範囲内で3Dモデルを作り、これに対応するプラットフォームを構築するため、彼らは2016年から資料収集を開始した。2017−19年に有人航空機及び無人機で空撮を行い、さらに3Dモデリングとデータバンクの構築を行った。3年間の取り組みにより、市全域のマルチソース・マルチスケール3D建設が全面的に完了した。

重慶市勘測院の薛梅副チーフエンジニアによると、重慶市の全範囲に分解能0.4メートルの3Dモデルが備わった。これは広範な自然資源調査や観測に用いることができる。市街地9区の5473平方キロメートルの範囲に分解能0.2メートルの3Dモデルが備わった。違法建築物の監督管理、建設候補地の選択、プロジェクトの進捗の監督などに詳細なサポートを提供できる。既成市街地の1313平方キロメートルの範囲内の3Dモデルの分解能は0.08メートル、29の郊外の区・県は0.05メートル。これはつまり、地上の5センチ以上の物体であれば識別できるということだ。正確なプロジェクト設計、プラン論証、施設のモニタリングの役に立つ。

地上の屋外のほか、同システムはさらに鉄道交通、道路網、地下パイプライン、駐車場、商業施設などの3D立体を導入しており、屋内と地下の状況を正確に測位できるようにする計画だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年4月16日

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