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書道と養生
  ·   2019-03-22  ·  ソース:人民網
タグ: 書道;健康;文化
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2.書道の鑑賞と養生 

経典の美を鑑賞し、知恵の門を開く 

「心経」は歴代の書家たちも必ずと言っていいほど手本として書いてきた。そこには仏教の境地が込められているため、それらを鑑賞することで、知恵の門を開くことができる。

優秀な作品を鑑賞し、心で悟る 

優秀な書道作品は流れる音楽のようで、力もあり、様も美しい。書家は墨の技法と筆の運びで立体的な空間を生み出し、調和を描き出す。こうした優秀な作品を鑑賞することで、脳が刺激を受け、リラックスすることができる。

自身の作品を鑑賞し、吟味する 

自身の作品を繰り返し観察し、枠組みから筆や墨の使い方、字の構成などを吟味していく。こうして精神を集中させ、深く反省することで雑念を排除していく。

3.書道の教学と養生 

自ら書道を極めるだけでなく、書道を教え、伝えていくことも重要だ。孔子の「教えありて類なし」という言葉にもあるように、小中学生から大学生、農民など様々な人々を相手に指導している。こうした人々を熱心に指導することで、社会的な利益が得られるだけでなく、自身の生命の質の向上にもつながる。

最後に 

中国の伝統的な養生の知恵に「未病先防」という言葉がある。これは体に起きた不調や悩みが病気に確定してしまわないよう未然に防ぐことを重視するという意味だ。

養生のコツとして以下の3点が挙げられると思う。一つは「放っておく」こと。欲望を気にせず、執着にとらわれなければ、病気になることは無い。二つ目は「自己治癒力を信じる」こと。そして三つ目は「自分に合った養生の仕方を見つける」こと。本稿では書道と養生について述べたが、これをきっかけに人々が自身の健康と養生を重視するようになってほしい。

「人民網日本語版」2019年3月21日

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