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人工気象操作、いかにして実現するのか
  ·   2018-09-14
タグ: 気象;科学;文化
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中国気象局応急減災・公共サービス司の郭虎副司長の説明によると、人工気象操作とは「気象災害を回避もしくは軽減するため、気象資源を合理的に利用し、適度な条件のもと科学研究の手段により局地的な大気の物理・化学的過程を人工的に関与することで、雨や雪を増やし、雹を防止するなどの活動」を指す。科技日報が伝えた。

中国は1958年8月8日に吉林省で、航空機により初めて人工降雨作業を行い、中国の現代的な人工気象操作の新時代を切り拓いた。

すべての雲が雨になるわけではない。中国気象局の人工気象操作の専門家である李集明氏によると、降雨を実現するためにはまず適切な雲を得る必要がある。通常は雲の厚さが2000メートル以上に達し、氷がなく豊富な水蒸気を持ち、かつ雲の外側から収斂上昇により十分な水蒸気が絶えず供給される場合、降雨の潜在力を持つと認められる。

雲は空高くに浮かんでおり、その中の状況を肉眼で観察することはできない。これには気象レーダー、ゾンデ、静止衛星、極軌道気象衛星、観測作業航空機といった現代的な観測設備やシステムによる総合観測が必要だ。これらは最終的に作業に適した目標となる雲を特定する。

李氏によると、冷たい雲と暖かい雲の降水メカニズムは異なり、必要な触媒の種類も異なる。現在頻繁に用いられている触媒には、冷却材(ドライアイスなど)、結晶材(ヨウ化銀など)、吸湿剤(食塩、尿素など)が含まれる。冷却材と結晶材は主に冷たい雲に、吸湿剤は主に暖かい雲に用いられる。

雨を降らせる層状雲であれば、職員は高性能作業航空機「新舟60」や「空中国王」などを任務に派遣する。雲の中に入ると、種をまくように触媒を散布する。

強対流雲に対しては、作業エリアから触媒を含む専用ロケットを打ち上げる。これが目標となる雲の位置に到達すると、触媒が自動的に点火され、ロケットの移動と共に線を引くように散布される。通常は触媒が届けられてから15−20分後に、降雨の効果が見られる。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年9月14日

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